こんにちは、INFP-Tの田中です。今日は過去を振り返りながら、少し心の内をお話ししたいと思います。今から5年前、私は毎日辞めたいと思いながらも辞められない仕事に苦しんでいました。正直なところ、あの頃は何をやってもうまくいかず、常に心がざわついていました。夜中に悪夢で目を覚ますこともしばしばで、「もう無理だ」と思いながらも、次の日にはまた仕事に向かう日々。
辞める勇気もなく、でも頑張るのをやめる勇気もない。自分でもわかっていました――ただ宛もなく楽園を求めていたのだと。
以下、当時の日記です。
2019年10月:2年前に転職した仕事がうまくいかなくて、日々叱られ、しかも最近はその風当たりもなんだか強くて、もういよいよ限界という感じだ。
毎日夜ふと仕事の悪夢で目が覚め、という状態が続いている。もうやめる、これ以上ムリ、
そう思っているのに、でも何を恐れてるのか、仕事を頑張らずにはいられない。
それから2025年の今、その時期を振り返ってみて、もし5年前の自分にアドバイスを送るなら、こう言うでしょう。
「お前は結局、辞められない。だからこそ、揺るがず、一心不乱にやれ」と。
あの頃の私は「辞めたい」という言葉を呪文のように唱えながら、現実から逃げようとしていました。でも、現実は逃げても追いかけてきます。そして最終的にわかったことは、仕事が嫌だからといって次の仕事が自動的に良くなるわけではないということ。条件に見合う完璧な環境なんて、どこにも存在しないのです。
実際、辞めることを考えて他の選択肢を探してみましたが、現実的な選択肢はどれも厳しいものでした。それで気づきました。「辞める勇気がない」自分を責めるのではなく、「辞められない自分」を受け入れることが、成長の第一歩だと。
運は覚悟を決めたものに宿る。
これは私が作った思いつきの言葉ですが、この言葉を今なら心から自分自身で信じられます。でも、5年前の私はその覚悟が足りませんでした。表面上は一心不乱に見えたかもしれませんが、心のどこかでは「他にいい仕事があるかも」という浮気心が消えなかった。そんな中途半端な心では、運もチャンスも逃げていく。そう思います。もう逃げられない、この場所でなんとかするしかない、そう選択肢を狭めることでその中でどうあがくことができるのか、知恵も回り、それが運の芽となるのです。
「覚悟」の力と遠回りの意味
人はよく「遠回りは近道」と言いますが、それは結果論であって、遠回りをしている最中は苦しいものです。私も5年前のその頃、まさに遠回りの真っ只中にいました。しかし、その遠回りを通じて学んだのは、「楽をするためには苦しむ必要がある」という逆説的な真実でした。楽に成功するためには、苦しい努力と向き合わなければならない。
あの時の私がもっと早く気づいていれば、無駄に葛藤する時間を減らせたかもしれません。でも、あの経験があったからこそ、今の私があります。
この記事を読んでいる方の中には、同じように「辞めたいけど辞められない」と悩んでいる人もいるかもしれません。そんな方に、私が学んだことを少しでも役立ててもらえたら嬉しいです。
まず、辞めるかどうかを決める前に、自分の気持ちを整理してください。何が本当に嫌なのか、何を恐れているのかを紙に書き出すのです。そして、自分が持っている現実的な選択肢を冷静に分析してみてください。究極の質問をします。あなたは自分が楽をしたいがために家族を犠牲にできますか?つまり、すごくシンプルにいうと今より大幅に家族の生活の質を落とすことが目に見えていても転職に踏み切れますか、ということです。
そういうことを踏まえて、もし辞めるという選択肢がなければ、覚悟を決めて「ここでベストを尽くす」ことを選ぶ。それは決して妥協ではありません。覚悟を決めることで、意外にも環境が変わり、周囲の評価も変わることがあります。そして最も大事なのは、覚悟を決めた自分自身の心が変わるということ。
その上で、どうしても精神的に追い詰められるようであれば、専門家や信頼できる友人に相談することを忘れないでください。仕事を辞めることは人生の終わりではありませんが、自分を追い込みすぎて体や心を壊すことだけは避けてほしいです。
終わりに
あの頃の私にもう一度言いたいこと。それは「覚悟を決めれば、すべてが変わる」ということ。今の私がそうであるように、5年前の私はまだ何もわかっていなかった。でも、その無知な自分を責めるのではなく、受け入れることが成長の鍵だったのです。
どんなに遠回りに見えても、結局はその道の先に何かが待っています。それが見えないからといって、焦らないでください。そして何より、自分に正直であってください。