こんにちは、INFP-Tの田中です。
私はこれを書いている2016年現在36歳、家庭を持つ一人の男性です。人生の中でいろいろな困難を乗り越えてきたつもりですが、正直なところ、「お酒」というものには負け続けてきました。これはINFPの性質によるものなのか、それともただの私個人の弱さなのか、今でも答えが出ません。
最初にお酒を覚えたのは、ストレスからでした。毎日の仕事で外界とぶつかり、心も体も疲れ切ってしまう。そんな中、夜になるとアルコールが手軽な逃避先になりました。冷えた缶ビールの一口目は、何かしらの達成感や安心感をもたらしてくれるのです。でも、それはほんの短い間だけの話。二口目、三口目、そして四口目…気づけば私は惰性で飲み続け、寝る直前まで手が止まらないのです。
「今日こそ控えよう」と決めるけれど
お酒をまとめ買いしないのは、「飲み過ぎるのを防ぐため」なのですが、結局のところ、その日の分だけ買いに行くときに葛藤が生まれます。「昨晩は飲み過ぎたから、今日は控えよう」と本数を少なくしようとすると、猛烈な虚無感に襲われるのです。目の前にある「少ないお酒」という選択肢に、妙に物足りなさを感じてしまう。その結果、いつも余分に買ってしまうのが私の現状でした。
こんな生活を続けていると、自分を責めたくなる瞬間が増えます。「なぜ自分はこんなに意志が弱いのか?」「これで家庭を持つ男として、胸を張れるのか?」そんな自問自答を繰り返す日々。だけど答えは簡単には見つかりません。
太宰治『人間失格』に見る共感
そんな中で思い出すのは、太宰治の『人間失格』に描かれたお酒にまつわるエピソードです。主人公の内縁の家族が、彼の飲酒について語る場面。
アパートのシヅ子の部屋の前まで来ると、中から、シヅ子とシゲ子の会話が聞えます。
「なぜ、お酒を飲むの?」
「お父ちゃんはね、お酒を好きで飲んでいるのでは、ないんですよ。あんまりいいひとだから、だから、……」
「いいひとは、お酒を飲むの?」
「そうでもないけど、……」 ―太宰治『人間失格』より
「いい人だからこそ、お酒に逃げるのだ」という言葉が、心に刺さります。私は本当に「いい人」なのかはさておき、自分を無理に頑張らせてしまう性格が、アルコールへの依存を強めているのかもしれません。
お酒を覚えないという選択肢
私の経験から言えることは一つです。特に感受性が豊かでストレスを抱えやすい人は、できるだけお酒と距離を置く生活を選んだ方がいいということ。お酒は一時的な慰めにはなるかもしれませんが、長い目で見ると、問題を先送りするだけです。
では、どうすればお酒を手放せるのでしょうか?私が取り組んでいる方法の一部を共有します:
- 代替行動を見つける:夜のリラックスタイムをアルコール以外の方法で満たす。例えばハーブティーや読書、簡単なストレッチ。
- ストレス解消法の再構築:仕事や家庭で溜まったストレスを、運動や趣味を通じて発散する。
- 小さな成功体験を積む:たとえ1日だけでもお酒を控えられたら、自分を褒める。それを禁酒ブログを作って記録する。そして次の日に少しずつ続ける。
結論として
お酒に頼らない生活は、一朝一夕には手に入りません。しかし、小さな変化を積み重ねていくことで、少しずつ自由を取り戻すことができます。私もまだその途中ですが、一緒に歩んでいければと思います。
もしこの記事が少しでも心に響いたら、あなたの意見や経験を聞かせてください。それが私にとって、また次の一歩を踏み出す力になります。