INFP人生記

著者:MBTI診断INFP-T/男/家庭持ち/1980年生/吃音/HSP/営業職

ストイックだった私が気づいた、楽しむ力の大切さ

こんにちは、INFP-T田中です。これは、私が長年にわたり「楽しむこと」から距離を置いてきた体験についてのお話です。

「楽しみ」を遠ざけてきた私

振り返れば、私は子供の頃から自分の欲望を抑えることに執着していました。例えば、「甘いジュースは体に悪い」と信じて手を出さなかったり、ゲームやマンガ、スポーツ観戦といった多くの人が夢中になるものを、「それは毒だ」と決めつけて避けていました。

しかし、それは本心からの拒絶ではなく、どこか羨ましさや嫉妬が混じっていたのです。「あの楽しそうな姿は何だろう?」と心の片隅で感じながらも、それを認めることができない自分がいました。そして、そんな自分への違和感を隠すために「楽しみを否定する」という鎧を身にまとっていたのだと思います。

孤独感とコンプレックス

その結果、周囲との距離は自然と広がっていきました。「みんなが盛り上がっている話題についていけない」「自分だけ何も感じられない」。それが私の中で大きなコンプレックスとなり、心を締め付けるようになりました。

「どうして私はこんなに苦しいのだろう?」

答えはわかっていました。ストイックすぎる生き方が自分を縛り付け、楽しむ力を失わせていたからです。けれど、私はその事実を受け入れることができずにいました。

初めて感じた「楽しむこと」の力

そんな私が変わり始めたのは、ある日人に誘われて銭湯に行ったときでした。

温かい湯に浸かると、体も心もふっと軽くなるのを感じました。初めて「何かに身を委ねる心地よさ」を知った瞬間でした。周りの人たちはマッサージを受けたり、笑顔でリラックスしていました。それを見て、「こうやってみんなは日々の疲れを癒しているのか」と実感しました。

その後、彼らはパチンコに行くと言っていました。私はそれにはついていけませんでしたが、彼らの楽しそうな様子を見て、「こうやって人はそれぞれの方法でストレスを解消しているんだな」と感じました。

楽しむ力は、人を再生させる

この体験を通して、私は一つの結論にたどり着きました。それは、「楽しむ力は生きる力である」ということです。世の中の人々は、それぞれの方法で自分をリセットし、また前に進むエネルギーを取り戻しているのだと気づきました。

「パンとサーカス」という言葉があります。人間には食べ物と娯楽が必要だ、という考え方です。私は、これまで食べ物ばかりに意識を向けて生きてきましたが、楽しみという「サーカス」が人生には欠かせないものであることを忘れていました。

これからの私

楽しむことは悪いことではない。むしろ、それを受け入れることが、自分をもっと豊かにしてくれる。それに気づいた今、私はもっと自分を開放していきたいと思います。

まだまだ不器用な私ですが、少しずつ、人生を楽しむことを実践していきます。あなたも、もし同じように「楽しむこと」に壁を感じているのなら、少しずつ扉を開いてみてはいかがでしょうか?きっと、そこには新しい発見が待っています。