INFP人生記

著者:MBTI診断INFP-T/男/家庭持ち/1980年生/吃音/HSP/営業職

“いい人”と呼ばれる私が気づいた、仕事で本当に大切なこと

こんにちは、INFP-Tの田中です。どこへ行っても、私を悪く言う人はあまりいません。もちろん陰で何か言われているかもしれませんが、それでも「田中さんっていい人だよね」とよく言われます。これって悪いことではないですよね?でも、この「いい人」という評価、実は結構厄介だと最近気づきました。


「いい人」と言われる理由

私自身、決して人当たりが特別良いわけではないと思っています。むしろ、遠慮がちで自分を積極的にPRするのは苦手です。それでも「いい人」と言われるのは、多分こんな理由があるのだろうと考えています。

  1. 譲りすぎる性格
    周囲と接する際、私はなるべく相手を尊重しようとします。たとえ顔見知り程度の関係でも、必要以上に気を遣ってしまうんです。その結果、「よそよそしさ」が逆に「柔らかさ」や「安心感」に映るのかもしれません。

  2. 断れない性格
    誰かに頼まれると、NOと言うのがとても難しいです。「相手をがっかりさせたくない」という思いが先立ち、気がつけば自分が抱えきれないほどのタスクを受け入れてしまうこともしばしば。それが「いい人」と見られる原因になっているのでしょう。


上司の指摘:「いい人」で終わる危険性

営業職として働く中で、ある日、上司からこんなフィードバックをもらいました。

「田中くん、周りは君のことを“いい人”って言うけど、それって裏を返せば都合のいい人なんだよ。本来の仕事に集中せず、迎合しているように見える。営業として評価されるには、もっと成果にフォーカスすべきじゃないか?」

この言葉を受けて、私は「いい人」であることの弊害について真剣に考え始めました。「いい人」という評価には、相手を心地よくするために自分を抑えすぎている部分が含まれているのではないか。つまり、自己主張をしないことで自分の価値を下げてしまっているのではないか、と。


「本当にいい人」とは?

考えた末に辿り着いた結論は、「本当にいい人」とは、相手にとって都合の良い存在ではなく、相手を成長させる存在だということです。

本当に優れた人は、時には厳しい意見を伝えたり、耳の痛い話をすることを恐れません。親が子供のために心を鬼にするように、本当の優しさとは甘やかすだけではなく、相手のために必要な行動を取ることだと感じました。


私が変わろうと決めたこと

これまで私は、人を傷つけたくない一心で、本心を伝えることを避けてきました。でも、それでは自分も相手も成長できないと気づきました。そこで、以下の3つを実践しようと決めました。

  1. 思ったことを伝える勇気を持つ
    相手のためになると信じたことは、たとえ嫌われるリスクがあっても、できるだけ丁寧に伝えるようにします。

  2. 断る練習をする
    自分のキャパシティを超える依頼に対しては、やんわりと断る練習を始めました。NOを言うことは、相手との関係を損なうわけではなく、むしろ自分を守るために必要なことだと学びました。

  3. 自分の目標を優先する
    営業職として、何が本当に評価されるべきかを常に意識し、成果を上げることを最優先に考えます。周囲に迎合するだけでなく、自分の目標を大切にすることで、長期的な信頼を築いていきたいと思います。


最後に

「いい人」と言われること自体は悪いことではありません。ただし、それが単なる「都合の良い人」になるのは避けなければなりません。

私たちが目指すべきは、自分も周りも成長できる関係性を築くこと。耳の痛い話も受け入れる勇気、そして必要であればそれを相手に伝える覚悟を持ちたいと考えています。

同じような悩みを抱える方が、この経験を通じて何かのヒントを得られたら幸いです。