こんにちは、INFP-Tの田中です。35歳を超えて、ようやく「落ち着いてきたな」と自分でも感じるようになりました。しかし、実は若い頃、私にもそれなりに朗らかな時代があったんです。
若い頃の自分を振り返って
学生時代を振り返ると、意見発表や演劇、さらには学級委員長など、クラスで目立つ役回りをすることが多かったように思います。当時は真面目さと一定の責任感が評価されたのかもしれません。それに加えて、今の私からは想像もできないエネルギーが満ち溢れていました。
10代後半から20代前半にかけては、自分では「イケイケ」な時代だと思っていました。服装に気を遣い、社交的に振る舞い、周囲からもそれなりに好意的に見られていたと思います。しかし面白いことに、私を知る人たちからはよく「若いのに落ち着いてるね」と言われました。心の中で、「いやいや、俺はもっと活発な人間だ!」と叫びたかったのを覚えています。
そういえば、今の妻と出会ったのもその「イケイケ時代」でした。正直に言えば、私が一方的に惹かれ、イジイジしながら好意を伝えるのが精一杯でしたが、何とかして妻に思いを伝え、一緒になれたのは今でも奇跡のように感じています。
明るい仮面と内面の葛藤
でも、今振り返ると、当時の私は本来の自分ではなかったのかもしれません。本当の私は、暗い人間で、内向的で、自分に自信がない人間だったのです。ただ、それを認めたくなくて、必死に明るい人間を演じ続けていました。
新しい環境や出会いがあるたびに、自分を明るく、社交的で活発な人物だと装いました。それが私にとっての「新しい自分」を作り上げる方法だったのです。しかし、その仮面をかぶることには大きな代償がありました。
表向きは朗らかに見えるかもしれませんが、その裏では、自分を演じるために莫大なエネルギーを使っていました。頭の中では、奴隷たちが無慈悲な監督官にムチで叩かれながら重労働をしているような感覚です。いつしか、そんな内面の葛藤が私の心に重くのしかかり、今の「暗い」自分へとつながっているのだと思います。
自分を受け入れることの難しさ
人は、誰しも本来の自分と、周囲に見せたい自分との間で揺れ動くものです。でも、それに気づくのが遅れると、自分を見失い、無理がたたってしまうこともある。私の場合、若い頃から「自分は暗い」とうすうす気づいていながらも、それを認めたくなくて、明るさを装うことで自分を守ってきたのです。
しかし、歳を重ねる中で気づいたことがあります。それは、「演じることをやめたとき、本当に自分に合った生き方が見つかる」ということです。内向的で静かな自分を受け入れること。それが、心の安らぎと、本当に自分らしい人生への第一歩だと思うのです。
最後に
若い頃のエネルギーに満ちた私と、今の落ち着いて暗い私。どちらも私自身です。そしてその両方があったからこそ、今の私があるのだと思います。
この記事を読んでくださった方が、自分の過去と現在を見つめ直し、どんな自分でも受け入れる勇気を持つきっかけになれば幸いです。