タブレット注文が苦手なINFPの私
最近では飲食店での注文もタブレットを使う時代。人手不足や物価高騰の中で、こうした機械化は避けられません。そして、私たちはその進化に順応していかねばならない……。そう思いながらも、私はタブレット注文が大の苦手です。
性格診断でいうと、私はINFP。内向的で感受性が強い性格を持っています。デジタルデバイスには比較的順応性が高い方だと自負していました。実際、パソコンやエクセルの作業なら社内で誰よりも詳しいと自信があります。でもなぜか、飲食店のタブレット注文となると話が違います。何度使ってもスムーズに操作できないのです。
タブレットでの失敗談:接待での悪夢
その苦手さが露呈したのが、ある飲食店での接待でした。取引先のお偉いさんをもてなす場面で、私は真っ先にタブレットを手に取り、全員分の注文を取り仕切る役目を担いました。
しかし、画面を開いてみると、焦りとともに全てがわからなくなっていく感覚に陥りました。みなさんのオーダーが次々に飛び交う中、私の操作はポンコツそのもの。注文内容が頭の中で混乱し、最後には間違った料理をいくつも選んでしまう始末です。
結果、冷たいそばが頼まれるはずが、なぜか温かいそばが何人分も運ばれてきました。接待の場でのこの失態に、上司からのフォローとお叱りを同時に受け、私のメンタルは崩壊寸前でした。
INFPの弱点とタブレットの相性
なぜタブレット注文が苦手なのか?INFPの特性を振り返ると、そこにはいくつかの理由が見えてきます。
- 外部からの干渉に弱い: INFPは繊細で、自分のペースが乱れると極端にパフォーマンスが低下します。特に接待や人前での緊張が加わると、焦りでボタンが「見えなくなる」感覚に陥りやすいのです。
- 新しい環境への順応が遅い: 同じデジタル作業でも、エクセルのように何度も繰り返し触れるものには強くなる一方で、飲食店のタブレットのように仕様が店ごとに違うものには対応しづらいのです。
- 他者の期待に敏感すぎる: INFPは周囲の目を過剰に気にする傾向があります。「スマートに注文しなきゃ」というプレッシャーがパニックを引き起こす要因です。
苦手を克服する方法:自分を認めることから始めよう
苦手なものに直面した時、私たちは「克服しなければ」と考えがちです。しかし、最近の私は少し違う視点を持つようになりました。それは、苦手を無理に克服するのではなく、受け入れるということです。
タブレット注文が苦手な自分を認め、そのキャラを周囲に見せてしまう方が楽になります。「すみません、こういうの苦手なんです」と正直に言えば、意外と周りの人がフォローしてくれることに気づきました。INFPの特性を持つ人は、他人に気を使いすぎるあまり、「助けて」と言えないことが多いのですが、それを少し変えるだけで状況が改善するのです。
デジタルが得意でも完璧ではない
私が考えるに、得意なデジタル技術と苦手なデジタル機器の間には明確な違いがあります。それは「慣れ」の問題です。エクセルやショートカットキーは日々繰り返し使うため、慣れて対応できます。一方で、タブレット注文のように使用頻度が低く、かつ毎回仕様が異なるものには慣れる機会が少ないため、失敗しやすいのです。
だから、タブレット注文での失敗は「自分の甘え」ではなく、単に経験不足が原因です。そして、こうした特性を理解し、無理に克服しようとせず、周囲に頼る方が精神的にも楽になることを実感しています。
おわりに:不器用なINFPでも大丈夫
INFPは繊細で不器用に見られがちですが、それは決して短所ばかりではありません。人の気持ちに寄り添い、深い洞察力を持つINFPならではの長所もたくさんあります。そして、タブレット注文のような苦手分野があったとしても、それを周囲に共有することで助けを得られることもあります。
最後に一つ言いたいのは、「苦手は恥ではない」ということ。INFPであるあなたも、自分のペースを大切にしながら、自分らしい方法で乗り越えていきましょう。この記事が、同じような悩みを持つ方々の支えになれば幸いです。