INFP人生記

著者:MBTI診断INFP-T/男/家庭持ち/1980年生/吃音/HSP/営業職

INFPでも大丈夫!結婚と家族付き合いを穏やかに乗り切る方法

こんにちは、INFPの田中です。

最近、仕事や日々の忙しさで少し気が滅入ってしまい、気づけばお酒を手にしていることが増えました。分かっているんです。お酒に頼ると体も心もさらに重くなる。でも、時々その誘惑に負けてしまうのが正直なところです。

そんな中、今日は「INFPが結婚するってどうなの?」という話題について考えてみたいと思います。多くの人が「内向的な性格や繊細さを持つINFPに結婚は難しいのでは?」と感じるかもしれません。でも結論から言うと、それは全くの誤解です。INFPでも結婚して幸せに暮らしている人はたくさんいます。

「無口な自分」に魅力を感じる人はいる

「INFPだから話下手で、誰とも会話が続かない。結婚なんて無理じゃないの?」そう思うかもしれません。でも、実際はそんなことはありません。

例えば、静かで口数の少ないタイプが好きな人も世の中にはたくさんいます。言葉ではなく、その人の落ち着きや優しさに惹かれるというケースも少なくありません。つまり、無理におしゃべりな自分を演じる必要はないのです。(※ちなみに、私は場面緘黙症というくらいの「・・・っ」という硬直状態になります。無口というレベルではなく、生体として音に反応してピクッとするぐらいの、言語的に無発信な状態になることがあります。後から思えばあの時、こんなこと感じてた、と思い起こせるのですが、現在進行形のときはただ感情が気まずいだけで、その感情のプレッシャーに覆いつくされている始末です)

私が感じるのは、結婚というのは「縁」の問題だということ。非科学的に聞こえるかもしれませんが、相手にとって魅力的に映る要素は本当に人それぞれです。そしてその「縁」が、自然とつながりを生むのです。

家族付き合いの難しさに直面したとき

結婚は縁でつながるものだとしても、結婚後には家族との付き合いが待っています。これがまた難しい。特にINFPの場合、慣れない環境でのコミュニケーションが苦手なことが多いでしょう。

私自身、妻の実家に行くときにとても緊張します。普段は喋れるはずのことが何も言えなくなり、頭の中で考えていた会話の流れも蜃気楼のように消えてしまうのです。

例えば「お水をください」と言いたいだけなのに、それが口に出るときにはボソボソと頼りない声になってしまいます。「この人は仕事はちゃんとできているの?」と義実家から心配されるのも無理はありません。

沈黙を受け入れるコツ

私が20年間、妻の実家との付き合いで学んだことは、「沈黙を恐れない」ということです。無理に会話をしなくても、そこにいて見守られるだけで愛されていると感じられる関係を築けることもあります。

最初はとても辛いかもしれませんが、家族も次第に「そういう性格なんだな」と理解してくれます。大切なのは、時間をかけてゆっくり関係を深めること。そして、自分を責めないことです。

未来の自分に向けて

将来、子どもが結婚し、そのパートナーや孫と付き合う日が来るかもしれません。そのとき、自分がどれだけ自然体でいられるのか、今から考えるだけで不安になることもあります。

でも、その不安を無理に打ち消す必要はありません。大事なのは「完璧にこなそう」と思わないことです。挨拶ひとつでも精一杯でいいのです。相手がその努力を感じてくれるのなら、それだけで十分な関係が築けるのです。

おわりに

結婚や家族付き合いは、INFPにとって挑戦の連続かもしれません。しかし、その中でも無理をせず、自分らしくいられる環境を少しずつ築いていくことができます。

どうか自分の内なる声を信じて、少しずつ前進してください。そして、「自分はこのままで大丈夫」と言い聞かせることを忘れないでくださいね。

あなたが今日も少しだけ生きやすくなるヒントとなれば幸いです。