なぜ嫁や夫の家族(姑・小舅・いとこ・弟・兄嫁夫婦とかの親族)との親戚付き合いが苦手、嫌でしたくないのか?
嫁や夫など、とにかく結婚すると愛すべきパートナーと一緒についてくるのがその親族です。
が、ぶっちゃけ親戚付き合いってコミュ障だとメンドくせーですよね。
いや、これ、リア充でも面倒なステージだと思うのです。
誰しも多分、いやだと思うのです。
なぜ愛すべき嫁(夫)を育てた親は、同じ遺伝子を持つのに苦手なのか
これ、不思議だと思いませんか?
だって、自分が結婚した相手というのは、やはり相性の良さを感じ惹かれあったわけですよね?もちろん例外あれでも大多数はやっぱりなんか運命の何かを感じて結ばれたわけです。
それは本能で悟るものでもあります。
アレルギー反応なので苦手なものは本能なので仕方がない
人間っていうのは理性の生き物だと言われますが、人と合う合わないはどうやら本能というか細胞レベルの判断基準があり、ある有力な説によるとそれは本人の気持ちに関わらずカラダが勝手に反応してしまう花粉症などと同様に、一つのアレルギー反応というものだそうです。
つまり、
なんか合わない、何かされた分けでもないないのに苦手だ嫌だ、というのはもうコントロールできないものなのです。
理性の及ばないレベルで、体が心を支配している状況になってしまうのです。
嫁や夫の親族親戚に対して苦手意識を持ってしまうのはナゼ?
嫁や夫、惹かれたパートナーの親族(親戚)、これは同じ遺伝子を少なくとも持ち、惹かれたパートナー自身はその親の躾(しつけ)があったからこそ。 だったら、そのパートナーと同じく相性が合うのではないか?と思いますよね?
でも実際は、
相手方の家族に盆とか正月に行くときや親戚一同の集まりのイベントなどで、上っ面の取り繕った会話や応対で疲れ果ててしまうことが多いのですよね。
これは相手方の親戚の対応どうこうではありません。 いや、かえって至れり尽くせりで迎えられて、遠慮して気疲れする、ああ苦手というパターンの方だってたくさんあると思います。
これは、ズバリ、さきほどの「人間関係もアレルギー反応」論を元に考えると納得できるでしょう。
まず、
嫁や夫の家族や親族というのは、嫁と同等の遺伝子を持っているわけです。
これを安易に「同じ生物」として本能が判断してしまうと、生殖的な間違いを起こしかねないわけです。 一番考えられる例としては、嫁や夫の父母と結ばれてしまう(一番近しくなる親族)ということです。
これは生物学的に見て、本当に不利です。 なぜならば父母というのはもう健全な繁殖期を過ぎているからですね。 男の場合はいくつになっても大丈夫という説もありますが、それでもやはり若い生殖細胞にこしたこはないでしょう。
で、ついでにといっては何ですが、もうややこしいから親族系には全部アレルギー反応を示すようにした方が安全だな、という本能が働くようになるのではないかと思います。
いや、もちろん例外はありますよ、例えば嫁の妹、旦那の兄などは年齢的にも問題ない場合が多いでしょうから、ついあってはならないことが起きることだっておかしくありません。
しかし、やっぱり基本的な本能として、やはり結婚相手(付き合っている男女も同じ)の家族や親戚にはアレルギー反応を起こす体である方が子孫繁栄のための安全策であると言えるのでしょう。
そういうわけで、親戚付き合いで悩む必要はありません。
うまく行かなくて当り前なのです。
でも人間には理性があるのです。だから、その関係をどう円滑に運ばせるかは努力や気の持ち用ということになるのでしょう。
ただ、とにかく相手の家族への感謝の心を持っていれば何とかなる問題だとは思います。 そういう思いがあるかないかだけで行動のなかで何気ない仕草に現れるのです。