部長・課長・係長などの中間管理職を若い頃バカにしていたけど係長になることすら難しい件
こ、こんにちは,コミュ障の安倍です。飲食店で最近一人で入れるようになったものの、おでんを取ったときに会計で自己申告するときにどもります。 「あ、ああの、おでん2本。。」
さて今回のネタはサラリーマン的な話です。 若い頃、そうですね、中高生くらいでしょうか、だいたい人生はこういう風に生きてあんな風に死んでいくんだとぼんやりと分かってくる時期ですが、アナタはその時代、サラリーマンを半分小バカにして、「よっ!部長!」「さぁさぁ課長!」「おはようっス係長!!」みたいな感じでいわゆる中間管理職を嘲笑するかのような時期があったと思います。
そう、中間管理職といえばサラリーマン社会(公務員であっても同じ)の最たるオッサン・オバサン像なわけです。
しかーーーし!
それをバカにすることなかれ、今やそういうポジションに就くのは至難の技です。 少子高齢化の社会に真っ向から突入しているこの時代に、そんな中間管理職に就くことはとてもハードルの高いこと。ポストが詰まっているだけでなく、そもそもそのポストの絶対的な数すら減っている中にあって、ましてやコミュ障などのコミュ力の低い人が任命されるなど、まずもって難関以外の何物でもありません。
若い頃はなんか、冴えないサラリーマンの代表格みたいな感じで、あんなオヤジになりたくねえ、自分はもっとカッコよく生きるんだなんて思うものですが、いざ社会に出るとそれすらままならない壁の厚さに気が付くのです。
まぁ厳密には自分の能力不足にすぎないんですけどね。
そして、今度は自分が若い世代からバカにされる番が到来するのであります。
よっ!部長!! ・・・コミュ障のままだとまず部長になれません。
さっ!課長! ・・・神経が細いと上司と部下の板ばさみには耐えられません。
おはようっス!係長! ・・・現場のデキない部下、ヤンチャな部下、ヤル気のない部下を管理する大変さなんて胃が痛くなります。
かくして、 自分がバカにしていたことがいかに難しいかよく分かるのです。 まぁもっというと親に立てつくこともあるのですが、それも親になればいかにツラいかよ〜く分かるハメになるのですが。
いずれにしてもこれらの試練は、コミュ障ではないフツーの人でも大変なことです。
まずもって言えること、 それはこの世の中は先人たちの偉業によって成り立っていることを知りましょう。自分が偉そうな思想を抱けるのも先人の苦労が少なからず自由な思想を許してくれる時代を作ってくれたからこそなのです。
そう考えるとコミュ障でもなんだかんだで生きていけるこの世の中、それは社会の影であると同時に、先人たちの優しい子孫たちへの愛の賜物つまり誰でも平等に幸せに生きていけますようにと願い作り上げてきた理想の表れであるといえるでしょう。 何の話や。。