不思議ちゃんと言われるINFP
静かな川は底が深い。INFP、その奥深く深遠な性格は、もはや妖精のような存在であり、不思議めいているともいわれるようです。
実社会の日常生活というものとは距離感があり、生活感がないように人の目には映るかもしれません。仕事でもほわほわとしていて、やっているのに、アピールが不足して、無駄なことばかりしていると暴力的な上司にマウンティングをとられているかもしれません。
不思議な魅力を持つINFPさんです。その人の心の奥を見つめるような眼差しはミステリアスです。
さて、読者さんより、INFPは不思議ちゃんといわれる、という経験談を頂きましたのでご紹介いたします。
[長崎県:j・Y様]
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世間はコロナが賑わいながらも慣れ果ててすっかり元の日常にもどりつつある日々を、どこか寂しげに眺めている不肖者の私です。
MBTIでいうINFP型の性格をしている私ですが、周囲から、不思議ちゃんと呼ばれます。
どこが、なぜ、と自分では腑に落ちないことばかりですが、周囲からすると、天然で、何を考えているのか分からないそうです。
私はもうすっかり中年の域に差し掛かり、多少の波乱はありながらもまともに、まとも、というとおこがましいですが、少なくとも親兄弟以外の他人様には危害を加えるような生活を送ってきた覚えはありません。
しかし、どこか浮世離れしているらしく、世の中のしきたりみたいなものに呼応できていないようです。空気が読めない、というか、ピントがずれているというか、そういう印象だそうです。
不思議ちゃんといわれる理由
そわそわして挙動不審→不思議な感じ
複数人でいると心が落ち着かず、そわそわしてしまいます。そこに苦手なタイプの明るくシャキシャキしたタイプがいると、いつ何をいじってくるのかとオロオロとしてしまい、その心のざわめきが挙動を乱れさせるのだと考えています。しかしそれを表に出すまいとする理性、このはざまで自然さを失い果て、不思議ちゃんと見られるのでしょう。
天然ボケ的なキャラに見られるかもしれません。
しかし、本当は自分のおかしな挙動に気が付いています。そうした点では、客観性を失っておらず、真の意味での天然キャラではないと思っています。
話しかけられたときの返答に窮して訳の分からないことを口走る
話かけられたときにあれこれと思案してしまい、キョドる。まるでクイズ番組で秒読み態勢に追われてオロつく回答者のような気分を、毎日のように味わいます。
そしてまとまりのないことを口走ってしまい、不安定、そして的外れな印象を与える。これが不思議、というか何を考えているか分からないというような受け取られ方をするのかもしれません。
勘違いが多い
とくに気が強い人や急き立てるようなタイプの人と対峙すると、圧倒されて、話が理解できずに勘違いしてしまうことが往々にしてあります。
これが変な回答となり口をついて出ているので、「あいつは何を言っているのか分からない、不思議なやつだ」と言われるのかもしれません。
早合点する
勘違いする、に似ているのですが、せかせかした世間のペースに追いつけず、早合点するようなところがあり、それが周囲からするとミラクルに映るみたいです。そんな早とちりする!?みたいな。
心ここにあらず
いつも何かの空想のみならず、やらなければならないタスクが脳内でうずめいており、目の前のことに集中できません。そのため心ここにあらずな状態となります。
空返事、生返事は日常茶飯事で「話聞いてるの?」といわれること多数。
口癖は「なるほど」「そうですね」という適当な相槌となって現れ、これが地に足のついてい印象を与えるのでしょう、つまり不思議ちゃんです。変なことをアウトプットするわけではなく、ただ、想定外のトンデモなリアクション、これが不思議感を演出するのでしょう。
人見知りなのに人当たりは悪くない
基本的には人見知りです。でも人の気分を害すまいとあらゆる仮面を駆使して性格を取り繕い、日々を送っています。そのため、人からは、そのところどころボロを生む変な空気感に戸惑いを覚え、真意が汲み取れず、結果、何を考えているか分からない不思議なやつだと、そういう評価になるのでしょう。
好き避けする
好きなのに避けてしまう、そういうことがあります。照れ、とか恥ずかしさ、そういう感情にめっぽう弱く、まともでいられません。そういう矛盾性もまた不思議さを生むのでしょう。
とりとめもなく綴ってしまいました。
すみませんでした!
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コメントありがとうございました。
ピュア、なのだと思いました。
不思議と思われても大丈夫です。人はきっと、本当は優しくて真面目な人間性をもった方だな、と思ってくれていると思います。
どうか気に病まず、健やかにお過ごしされることを祈っております。