INFP型・ISFP型は先輩には可愛がられるが後輩にはナメられる
こんにちは。 コミュ障的性格であるINFP型・ISFP型をやっていますと、対人関係において一つだけ利点があります。 実は、先輩には可愛がられる、ということです。 (※INFPやISFPが分からない方はこちらの記事をどうぞ。)
まったく自然体でいても、なぜか先輩が目をかけてくれるのです。
これは学生時代になくても、社会に出ていくうちにだんだんとそれを実感してくると思います。
カンタンな話で、そのINFPやISFPの持つ、頼りない印象が「なんとかしてあげなくちゃ」という母性本能や父性本能をくすぐるからだと思います。
とにかく内気でモジモジとして、 でも子鹿のようにキュートで守ってあげなくちゃ、と思わせるオーラがきっと漂っているのでしょう。
そして、生意気に振る舞うことは決してこのタイプにはないのです。 愛想が悪いように見えることもあるけれど(特に異性に対しては)、それは生意気な印象ではなくて、どこか物憂げでボーっとしているような、そんな印象を周囲に与えていることと思います。
だから、いじられキャラとして、周囲に愛されることもある、そしてそのキャラ立てをしてくれるのが、自分より目上の先輩たちなのです。
でも、INFP型やISFP型は後輩にナメなれ、バカにされる
先輩には可愛がられ、モジモジと内向的な自分でも受け入れてもらえるんだと思えるようになってくる一方で、年齢を重ねていくうちに問題もまた生じてきます。
ズバリ、アナタは、年上とは喋りやすいのに年下とは喋りにくいような感覚はないでしょうか。
これ、なぜかというと、この性格タイプは対人関係においては受け身なので、とにかく相手のアクションを待つ傾向にあります。 簡単にいうと、話しかけられるのを待っていて、自分からは声を掛けないのです。 なんて声を掛けていいか分からないのです、何気ないトークが自分からできないのです。
そして、その性向は、後輩含む目下の人間にナメられやすく、またバカにされやすいのです。
会社に入ると30代くらいからボチボチとその実感を得るようになってきます。 自分が中堅になってきて自分より後輩の人間が増えてくるからですね。
その時にふと、窮屈さを感じるようになります。
それまでは、先輩だらけで自分もイジられて可愛がられるキャラだったのが、だんだんと先輩たちも少なくなり、というか自分が先輩の立場になってくるのです。
そうなると、このINFP型やISFP型の弱点である、リードする力というのが問われるようになってきて、だんだんと汗ばむようなやりにくさを感じるようになってくるのです。
あと、 だんだんと、そういうアナタの姿を見て来た後輩たちが、
「あの人、怒らないから」
と調子に乗り始めて、調子に乗ってくるようになってきます。
つまりバカにしにかかってくるのです。
これはINFPやISFPの持つ人間的な繊細さゆえの、社会学的現象でしょう。
と、 小難しく書きましたが、ようは気苦労が絶えないということです。 なんといういう苦しみ。