反抗期がなかった
ko,こんんいちは、コミュ障の管理人です。 今回は性格タイプのINFP型・ISFP型についてです。)
さて、反抗期というのは人格形成において必要な成長過程の心理的イベントなのですが、これがなかった人はやはり大人になるための大事な心のパーツつまり経験として、どこか獲得できなかった何ががあるかもしれません。
いい子で育ってきた
ワタシはINFP型とISFP型の性格タイプを併せ持つコミュ障ですが、このINFP型やISFP型というのは端的にいうと大人しい性格です。 ワタシ自身、幼少期からイイ子で、いや、厳密には幼稚園時代はヤンチャな側面もあったようですが、小学校 中学校に上がるにつれ、聞き分けのいい子どもとして、親や先生の期待に応えようとするように考え、そう行動するようになっていったのです。
自分では違うと思ったことも口に出せず、ただ「はい、そうですね」という姿勢で素直に従う従順なマスコットだったのです。 自分の意見をぶつけ、人と衝突することを「恐れる」ような、そんな性格を仕上げていく時期だったような気がします。
反抗期がなかった
そして思春期へと突入し、ここで本来ならば、人間は「自分」というものを形づくる基礎として大きな心理学的イベントが起きます。 反抗期ですね。
ちなみにこの反抗期というのは2回あって、実は生まれて2〜3歳で一度訪れるそうです。 自我が芽生えてワガママし放題で、親の手を焼く、イヤイヤ期というものです。 これは私自身あったかなかったかもう当然のように記憶がないのですが、割とワガママ言っていた幼少期の記憶もあるので、多分あったと思います。
そして、一般的に反抗期と捉えられている時期、これがいわば思春期のツッパリ時期ですね。 中学、高校生ともなると段々と自立心が芽生え、「自分でできる!」という思いが強くなっていき、親や先生など目上の人間に対し、「かまうな!」と反抗するようになるのです。
ここでの社会的意義としては、 やはり「人と意見をぶつけ合わせる」という社会的スキルの獲得でしょう。端的にいうと、嫌なことを嫌という能力です。
反抗するということは人と議論、コミュニケーションする、ということです。こうやって社会で必要な対人スキルを身に付けていくのです。(実際、昔ヤンチャだったという人を見れば分かりますが、優れたコミュニケーター、会話上手です。)
そして、 すべてではありませんが、INFP型やISFP型といった気質の子供はこの反抗期がなかったのではないかと思うのです。
厳密には反発心はあってもそれを表現できない、という方が近いでしょうか。 やはり内向的なので、反発心があってもそれを表に出せないというか、自分の中に溜め込み鬱屈とするのです。
どれくらいの割合で反抗期がない人がいるのか
では、この反抗期がないのって異常なの? という話ですが、実はこれは反抗期がなかったからといって珍しいというわけではないようです。
実は、反抗期があった人の割合というのは半分強、6割くらいの発症率だそうです。 意外にも、反抗期がない人というのはいるのです。
これは日本人らしい、和を以て貴しとなすDNAがそうさせているのかもしれません。
でもこれは考えよう。
鬱屈とした日々、、 これをINFP型やISFP型の気質にあてはめると見えてくることがあります。 この気質は芸術家とか作家に向くという統計がありますが、まさに「鬱屈とした思い」がそのアートな原動力になっているということも言えますね。 鬱積したフラストレーションが芸術心を生むということはよく言われていることです。