INFP人生記

著者:MBTI診断INFP-T/男/家庭持ち/1980年生/吃音/HSP/営業職

ISFP-Tはなぜ生きづらいのか?繊細で優しい私たちが社会で感じる“違和感”とその対処法

こんにちは、INFP-Tの田中です。
今日は「ISFP-T」という性格タイプについて、そしてその“生きづらさ”について、自分自身の経験を交えてお話ししたいと思います。

私は自分をISFPと診断されたわけではありませんが、性格診断の結果ではしばしばこのタイプが出てくることがあります。ISFPタイプの方が抱える生きづらさというのは、見えづらいけれど確かに存在していて、それを誰にも言えずに飲み込んでいる人が多いと感じます。

MBTIでいう「ISFP-T」は内向的で、感受性が強く、優しさと慎重さを持った人が多いとされます。診断では「冒険家」なんて呼ばれたりもしますが、実際には「冒険」なんて遠い世界。毎日の人間関係を無事にやり過ごすだけで、もう心は疲れ果ててしまいます。

■ISFP型の“あるある”と向き合う日々


◆人に気を遣いすぎて疲れる

私がこれまで接してきたISFPタイプの方に共通しているのは、「人の空気を敏感に感じ取ってしまう」という点です。それはもう“才能”といってもいいくらいで、相手のちょっとした表情の変化、言葉のトーン、微妙な沈黙……そういったものに反応して、自分の言動を無意識に調整してしまう。

そして、その結果として、ぐったりと疲れてしまうんです。家に帰るとドッと疲れが出て「もう誰とも話したくない」となる。でも、次の日もまた人と関わらないといけない。

◆嫌なことを「嫌」と言えない

ISFPタイプの最大の悩みかもしれません。私もそうでしたが、どうしても「相手に嫌われたくない」「波風を立てたくない」という思いが先行して、自分の気持ちを伝えられません。

たとえば、本当は無理な頼みごとでも、「大丈夫ですよ」と笑顔で引き受けてしまう。そして帰り道、自分を責める。「なんで断れなかったんだろう……」と。

 

◆自己主張が苦手、だけど心の中では葛藤している

ISFPの人たちは、自分の中にちゃんとした価値観があるのに、それを外に出すことが苦手です。「自分の意見なんて、言っても仕方ない」と思ってしまう。でも、心の奥では「それって本当に正しいの?」という葛藤を抱えていたりする。

だからこそ、自分を押し殺し続けて生きるのがとてもしんどい。これは、私自身も強く感じてきたことです。

■社会とのミスマッチ、それでも生きていく

ISFP型の方は、芸術的な才能に恵まれていたり、繊細な感性を持っていたりします。でも、現代社会が求める「協調性」とは少しズレている部分もあるんです。

例えば営業職のように、常に人と話し、自己主張し、断られても切り返す力が求められる仕事は、ISFP型の人にとっては相当なストレスになります。私も現在営業の仕事をしていますが、正直言って、毎日がチャレンジです。

ただ、不思議なもので、続けているうちに少しずつ「自分なりのやり方」が見えてくるようになります。たとえば、無理にテンションを上げず、相手の話をじっくり聞く。そんなスタイルが自分に合っているとわかってきてからは、少しだけ仕事が楽になりました。

■ISFP-Tでも大丈夫。心は鍛えられる

ここまで読んで、「ああ、やっぱり自分って社会不適合なのかな」と思ってしまった方がいるかもしれません。でも、どうか安心してください。

ISFP型の繊細さは、見方を変えれば大きな“強み”です。人の気持ちに寄り添う力、空気を読む力、無理をしない優しさ――これらはAIにもマネできない、人間らしい力です。

そして、もし今「生きづらい」と感じているなら、それはあなたが周囲よりも深く物事を感じ取っている証拠です。社会に合わせすぎて壊れてしまう前に、「自分を守ること」も選択肢に入れてください。

■月曜日が怖くても、なんとかなる

最後に、これは個人的な話ですが、私は毎週日曜の夜になると胃が痛くなります(笑)。月曜日が近づいてくるたびに、「また一週間が始まる……」というプレッシャーに押し潰されそうになります。

でも、それでもなんとかなってきました。完璧でなくても、少しずつ進めばいい。人より遅くたって、疲れやすくたって、自分のペースでやっていけば、きっと大丈夫。

ISFP型であることを、弱さではなく“個性”として、これからも一緒に受け入れていけたらと思います。