こんにちは、INFP-Tの田中です。今日は、「INFPは仕事ができない」と言われがちなこの世界で、どうすれば活路を見出せるのか、私の経験を交えながらお話ししたいと思います。
「仕事ができない」と言われるINFPの特徴
INFPは職場で「仕事ができない」と見られることが少なくありません。その理由は、次のような特性に起因します。
- マルチタスクが苦手
- 声が小さく、主張を控える
- 他人に遠慮しすぎる
- 天然ボケと思われる発言や行動
私もかつては「どうしてこんな簡単なことが理解できないんだ!」「辞めれば?」といった心無い言葉を浴びせられたことが何度もあります。それでも、私は何とか耐えて今に至ります。そして気づいたのです。
「INFPは、5年やれば仕事ができるようになる」と。
なぜ5年が必要なのか?
INFPが仕事において成果を上げるには、時間が必要です。それは、私たちの脳が「深く考える」性質を持っているからだと思います。
INFPは普段から空想にふけり、目の前のことが疎かになる傾向があります。しかし、それは単なる怠惰ではなく、より良い方法を見つけ出そうとする無意識のプロセスなのです。
しかし、この能力が発揮されるまでには、十分な経験と熟成期間が必要です。5年間という時間をかけて、パターンを掴み、試行錯誤を繰り返すことで、ようやく周囲に認められる成果を上げることができます。
私の経験:地獄から這い上がる5年間
私の職場生活は、決して順風満帆ではありませんでした。
朝7時半に出勤し、夜22時近くに帰宅。土日のどちらかは休日出勤という長時間労働の中で、成果が上がらなければ叱責を受け、ノルマに追い詰められる日々。心身ともに限界を感じ、吃音が悪化した時期もありました。
しかし、5年間耐え抜いた結果、次第に仕事がパターン化してきました。以前は地獄絵図のように感じていたマルチタスクも、「どういう時にどう忙しくなるのか」が分かるようになり、自然と対処できるようになったのです。
5年を乗り越えるためのコツ
では、どうすればその「5年の壁」を乗り越えられるのでしょうか?以下は私が実践してきたことです。
1. 耐える覚悟を持つ
最初の5年間は、とにかく「辞めない」ことを目標にしました。辞めると、またゼロからスタートしなければならず、時間を浪費してしまうからです。ただし、心身の健康を犠牲にしてはいけません。最低限、睡眠7時間を確保できる環境で働くことが条件です。
2. 少しずつ慣れていく
最初はできなくても当たり前です。ミスを恐れず、少しずつ新しいスキルを身につけていくことが重要です。例えば、マルチタスクに慣れるために、最初は2つのタスクを同時に処理する練習をしました。
3. 自分のペースを大切にする
INFPは自己ペースで進むことが得意です。他人と比較せず、自分のペースでスキルアップを目指しましょう。特に、「考える時間」を意識的に作ることで、効率が上がります。
4. 信頼できる人を見つける
同僚や上司、友人など、職場で支えてくれる存在を見つけることは、精神的な安定に繋がります。辛い時には相談し、アドバイスをもらうことで、孤独感を和らげることができます。
最後に:INFPでも仕事はできる!
私の経験から断言します。INFPは、最初は苦労するかもしれませんが、5年という時間をかければ、確実に成果を出せるようになります。
もちろん、仕事に向き不向きはありますが、どんな職場でも「長く続ける」ことで見えてくるものがあります。だからこそ、諦めずに一歩一歩前進してほしいと思います。
この記事を読んでくださった皆さんが、少しでも勇気を持って「5年の壁」に挑戦できることを願っています。