こんにちは、INFPでHSPの田中です。「お金に興味がない」と言うと、驚かれることがあります。でも実際には、私のように「お金儲けが苦手」な人間は少なくないのではないでしょうか。もちろん、お金が全く必要ないわけではありません。生活費や趣味のために使う分は稼いでいます。でも、「積極的に稼ごう」と画策するのがどうにも億劫なのです。
そんな私ですが、最近ハフポストの記事を読んで、自分の働き方について考えさせられました。この記事では、「お金や権力に興味がない社員は、会社から疎まれる存在だ」という内容が取り上げられていました。これを読んで、ますます「社会にとって自分はどうあるべきか」と悩んでしまいました。
お金に興味がない自分の日常
私は毎日、仕事に追われています。ヘトヘトになるまで働き、上司からの指示に従いながら、なんとか給料を手にしています。でも、得られるお金は少なく、貯金に回す余裕もほとんどありません。突然の冠婚葬祭があれば、それだけで家計が破綻しかねない。
そんな状況なのに、「もっと稼ぐために動こう」とは思えないのです。私は不器用で、人を踏み台にして成功するくらいなら、自分が傷ついた方がマシだと思ってしまうタチです。そのため、昇進や昇給のためのアピールも苦手です。
経営者から見た「お金に興味がない社員」
ビジネス系サイトのハフポストの記事によると、経営者は社員がお金に敏感であることを望んでいるそうです。給料の上げ下げによってやる気をコントロールできるからです。しかし、「お金や権力に興味がない社員」は、この仕組みから外れてしまいます。
以下は記事の要点です。
- お金に興味がない社員は、出世しにくい。
- こうした社員は「やる気がない」と誤解される。
- 経営者にとってコントロールしづらい存在になる。
私自身、この内容を読んで「やっぱり自分は扱いづらい社員なんだな」と感じました。会社に貢献したい気持ちはあるのに、上司や同僚にとっては「何を考えているかわからない」と思われがちです。
草食系社員が社会で生き抜くために
では、「お金に興味がない自分」が社会で生き抜くにはどうしたら良いのでしょうか?私なりに考えた対策をいくつか挙げてみます。
1. お金以外のモチベーションを見つける
お金だけに頼らず、自分にとっての「やりがい」や「価値」を見つけることが重要です。例えば、仕事を通じて誰かの役に立つことや、スキルを磨くことを目標にすると、自然と成果が出やすくなります。
2. 自分の価値観を明確にする
「お金が全てではない」という価値観を持つことは悪いことではありません。ただし、それを職場で正直に伝えることも必要です。「私はお金よりも、安定して働ける環境を重視します」といった形で、自分の考えを周囲に共有しましょう。
3. 無理に「肉食」になる必要はない
世間では「肉食系の積極性が必要」と言われますが、それが自分に合わないなら無理をする必要はありません。自分なりのやり方で、じっくり信頼を築くことも立派なキャリア形成の一歩です。
4. 最低限のお金の知識を持つ
お金に興味がないとはいえ、貯金や投資などの基本的な知識を身につけることは大切です。例えば、つみたてNISAやiDeCoなどの制度を利用することで、長期的な安定を確保できます。
まとめ
お金に興味がないことは、一見すると「社会に適応していない」と思われがちです。しかし、それは単に自分の価値観が多数派と違うだけ。自分に合った働き方や目標を見つけることで、無理なく社会で生き抜くことができます。
私自身、「お金に興味がない自分」を受け入れつつ、それでも家族を支えるために日々試行錯誤しています。同じような悩みを持つ方に、この記事が少しでも役立てば幸いです。