売ることに罪悪感があると営業成績が伸びない
ずっと売ることに罪悪感を抱えては、制約するごとに、嬉しい反面、悪いことをしてしまったという気掛かりがのしかかり、すっきりとした気持ちになれない、そういう営業人生を送っています。営業職とは大変な仕事ですが、一度足を突っ込むとその給料の高さであったり、学歴が低くてもスーツを着れたりして、ついつい見栄から続けてしまう職業でもあります。
でも、性格がおとなしいひとにとっては、―例えばわたしのように、INFP型の性格類型であったり、HSPといった類の繊細なタチであると、営業職や販売員という、売り続けないといけない仕事なのに、売るごとに苦痛が募り、暗闇のいばらの道を裸足で歩いてさまよう心地になります。
いつまでこの蓄積する苦痛が続くのか、いっそのこと壊れてしまいたい(壊れてやすみたい)、でも休めない、家族のためにも自分が倒れるわけにはいかないから、と、、そう思いぐったりとしてしまうのです。
何の解決にもなりませんが、やはりそれはよろこばしいことではないみたいです。
営業などの売る仕事にとっては。
やはり、売ることに罪悪感を持つことで潜在的にうまく成約できないみたいです。
ここに売ることができる人は平気で、そうでない人に比べ何倍も売ってくるように、彼らにはむしろ、売りつけることを快感としている脳反応が備わっているように見られます。
いかなる条件で相手を落とせるか―。
まるで恋愛の駆け引きを楽しむかのごときです。
わたしのように、か細い神経だとどうしても思い悩みます。
●本当に、勢いに任せて売りつけてよかったのだろうか、
●本当はあの人のお金の使い道にはもっと何かあったんじゃなかっただろうか
そんなことをつい、考えてしまうのです。
これでは営業はつとまりません。