こんにちは、INFP-Tの田中です。サラリーマンとして働く毎日、ふと「本当にこの生き方で良いのだろうか」と考えることがあります。会社という組織で生きていくのが辛いと感じるのは、私だけではないでしょう。今日は、私自身が感じてきた「サラリーマンに向かない」と思う理由を掘り下げつつ、それでもこの生き方で学んだことや可能性についてお話ししたいと思います。
サラリーマンに向かないと感じる理由
1. 人間関係の壁
サラリーマン生活で最も苦労したのは、周囲とのコミュニケーションです。会社という組織では、どれだけ人を巻き込めるかが成功のカギと言われます。けれど、私は人と話すだけでエネルギーを消耗し、細かい言葉選びにまで気を遣いすぎてしまう。
何気ない雑談でさえ、頭の中では「これを言ったらどう思われるだろう」とシュミレーションを何度も繰り返し、結局一言も口にできなかったりするのです。これでは、周囲を巻き込むどころか、自分の存在感さえ消えてしまう気がします。
2. 「指示される」ということへの違和感
サラリーマンは、組織の一員として上司や同僚からの指示を受けて働きます。これ自体に大きな問題があるわけではありません。むしろ、人の期待に応えることに喜びを感じるINFP型の気質としては、ある意味で心地よい部分もあるのです。
それでも、「これをやれ」と言われるたびに、自分の中の「なぜ?」が疼くのです。「この仕事は本当に意味があるのか」「もっと良いやり方があるのではないか」と考え始めると、ただ与えられた指示をこなすことに違和感を覚えます。そして、その結果、やる気がどんどん失われてしまうのです。
それでもサラリーマンを続けて学んだこと
ここまで「サラリーマンに向いていない」と感じてきた私ですが、それでもこの働き方を続けてきた中で得られたことがあります。
1. 周囲に求められる力の重要性
サラリーマン生活で一番感じたのは、「自分のため」ではなく「周囲のため」に力を注ぐことの価値です。誰かの期待に応えるために働くことは、自分一人では決して得られない達成感をもたらしてくれることがあります。
2. 自分の「共感力」を活かす場面
INFP型やHSPの人は、相手の感情や意図を敏感に感じ取る力があります。これが、会議や取引先とのやり取りの中で意外な武器になることがあるのです。「この人は何を本当に望んでいるのか」を察することで、場をうまくまとめられる瞬間がありました。
サラリーマンに向かない人が持つ可能性
「サラリーマンには向いていない」と感じるのは、もしかすると「あなたの特性が別の場面で輝く」というサインかもしれません。
例えば、INFP型は個人の価値観を大切にし、創造的な発想を持つことが得意です。これを活かせる職種として、以下のような選択肢も考えられます。
- クリエイティブな職種:
デザイン、ライティング、写真撮影など、自分の感性を活かせる仕事。 - 個人事業主やフリーランス:
自分のペースで働けるスタイルが合う場合もあります。 - 非営利活動や社会貢献分野:
共感力や価値観の深さを活かせる活動が向いていることもあるといわれます。
向いているかどうかを決めるのは自分次第
サラリーマン生活を振り返ると、「向いている」「向いていない」を決めるのは結局、自分自身なのだと思います。周りがどんなに「頑張れ」と言ってくれても、自分が納得できない働き方は続けられません。その代わり、自分の特性を理解し、それを活かせる環境を見つけることができれば、どんな仕事でもやりがいを感じられるはずです。
最後に:あなたの声を聞かせてください
この記事を読んで、「自分もサラリーマンに向いていない」と感じたことがある方は、ぜひコメントをください。同じような気持ちを共有することで、少しでも前向きな気持ちを持てるようになるかもしれません。
私たちは、それぞれの特性を活かして働く道を見つけられるはずです。一歩一歩、自分に合った生き方を探していきましょう。