こんにちは、INFP-T田中です。これを書いている今はもう40歳を越えて、がん検診などを本気で考えながら生きる日々です。そうした中、世の中はどんどん素敵な歌が生み出されていて、もういいやという諦観とともに、心揺さぶる何かに救われている日々です。ああ、あの仕事の未解決、懸案事項が心に引っかかって仕方ない、夢に出てくる。
そうした不安の中、ある歌を聴いて、45歳を迎えようとしているおじさんが感動を覚えました。泣きました。(人は涙するとストレスを浄化するといい、実はエステやジムにいくより、健やかな効能を発揮する可能性を秘めています。)
今回は、デイバイデイ♪で流行っている(この記事をアップしたのが2025年です)、Omoinotakeというバンドの「幾億光年」という楽曲です。
40代のおじさんがこんな歌なんて、、という感じですが、娘が気に入ってて。。
はじめは気取った歌で、メロディーはいいけど、、と思いながらも、耳にすればするほどエピソードの深さを知り涙しまくりましたので紹介します。これは泣けます。カラオケで歌いたいなぁ、、でもこの音域はとてもじゃないけど出ないなぁ、、でも何回でも聞きたくなる、泣きたくなる歌です。
1.「もう一度さ 声を聴かせてよ」
—— あなたにとって、「もう一度会いたい」と願う人は誰ですか?
最後にその人と話したのはいつでしたか?
どんな声でしたか?
優しかったですか? それとも少し照れくさい話し方でしたか?
何を話しましたか? それは、どんな場所でしたか?
もう一度、その声が聴けたなら、あなたは何を伝えたいですか?
2.「めくれないままでいる 夏の日のカレンダー」
—— あの日から、あなたの心に残り続けている「夏の日」はありますか?
あのとき、どんな空の色をしていましたか?
蝉の声が聞こえましたか? 風は吹いていましたか?
そこには、誰がいましたか?
そのカレンダーをめくることができないのは、あなたがまだ 「あの日に留まりたい」 と思っているからかもしれません。
3.「ただいまってさ 笑ってみせてよ」
—— 「ただいま」って言ってくれる人が、あなたの人生にいましたか?
家に帰ると、当たり前のように「おかえり」と言ってくれた人。
何気ない会話、食卓のにおい、テレビの音。
その人がもういなくなってしまったとしたら?
もう、二度と「ただいま」も「おかえり」も交わせないとしたら?
あなたは今、何を思いますか?
4.「送り先もわからない 忘れものばかりだ」
—— あなたが今、伝えたくても伝えられない言葉はありますか?
「ありがとう」
「ごめんね」
「好き。」
伝えようと思っていたのに、もう遅くなってしまった言葉。
どこへ送ればいいのかわからないメッセージ。
もし、今なら間に合うとしたら、あなたは何を伝えますか?
5.「ココロが壊れる音が聴こえて」
—— 誰かを失ったとき、あなたの心はどうなりましたか?
喪失の痛みは、まるで心が静かに音を立てて砕けるようだったのではないでしょうか。
一瞬で世界が色を失い、時間が止まったように感じませんでしたか?
でも、それでも、あなたは生きている。
あなたの心臓は、まだ動いている。
その痛みとともに、今も。
6.「どんなスピードで追いかけたら また君と巡り逢えるだろう」
—— もし、時間を戻せるとしたら、どこまで遡りますか?
あの瞬間をやり直せたら、違う未来になっていましたか?
もし、もう一度巡り逢えるのなら、あなたは何をしますか?
それとも、本当は「追いかける」必要はないのかもしれません。
なぜなら——
7.「消えやしない 君がくれた温もり 抱きしめ 僕はいまを生きていくから」
—— その人があなたに残してくれたものは何ですか?
笑顔。
言葉。
優しさ。
愛。
そのすべては、あなたの中に 「今も」 生きています。
あなたは、あの人の記憶とともに生きているのです。
だから、前を向いて。
「デイバイデイ」、日々を生きていく。
8.「過去形にならない『I Love You』」
—— あなたにとって、「永遠に変わらない愛」はありますか?
時間が経っても、距離が離れても、相手がいなくなっても、
決して過去形にならない愛。
それは、どんな形をしていますか?
どんな温かさを持っていますか?
そして、それを 今、誰かに伝えることはできますか?
最後に:この歌詞を、あなた自身の物語にしてみてください。
涙が流れてもいい。
胸が痛くなってもいい。
それは、あなたの心が 「まだその人を愛している」 という証だから。
歌詞を読むたびに、あなたの中の「君」が少しずつ形を変えていくかもしれません。
でも、決して消えはしない。
それが、 「過去形にならない I Love You」 だから。
今、目を閉じて—— あなたの「君」を思い浮かべてみてください。
もし、涙がこぼれたなら、
それは、あなたの愛が「今も生きている」証拠だと思います。