INFP型・HSPのブログ

MBTi診断INFP型でHSP、40代家庭持ち営業マンの日記

営業で先方との行き違いでトラブルになり参っている

仕事でミスをしてしまいました。もともとコミュニケーション能力の低い私が、人と接する仕事をしていれば、それはいつかおこることだったわけで不思議なことではありません。

気は利かない、説明下手、人見知り、声が小さくて滑舌が悪い、責められるととっさにごまかそうと嘘をついてしまう、ドジ、好奇心が薄い、世間に疎い、人と話をしている最中にボーッとする、友達いない、などなど、そもそも社会人として低能でどうしようもない私が、営業という高度な仕事などやはり荷が重いのでしょう。※私自身の長所がないわけではありませんが、誠実さ(馬鹿正直さ)や素直さ、謙虚といった性質です。これはビジネスを体験したことがある方ならお分かりになると思いますが世間的に語られるような美談には結びつかず、割と仇(あだ)となる性質です。客商売はむしろ良心がなく冷徹であるくらいのサイコパスな人格でありつつも表向きは誠実に見えるタイプが成功すると経験上感じています。ビジネスの世界はどれだけホワイトな業界でも、お人好しはなめられて利用されます。

今回のミスは、お得意先との打ち合わせの詰めの甘さから、行き違いが生じてしまい、必要なモノが手配されずに、当日になって大事な企画を実行できないという自社にとっても得意先にとっても重大な損失を犯してしまいました。

得意先の方も「ウチが迂闊でした」とは言ってくれてはいるものの、本来そういったミスを起こさせない働きかけをしていくのが商売というものです。つまり、私がきちんとフォローしきれていなかったことに原因があります。そのためにはもっと相手を疑ってかからないといけません。私のように相手を信じ切るような性格だと勝手に安心してしまうようなところがあり、ケアが行き届かないことがあるのです。もっと相手を疑い、あれで大丈夫だろうか、このままでいいだろうかとお節介を焼くくらいの疑り深い根性が必要なんでしょう。

多大なる迷惑を得意先にかけてしまい、しかも事後処理も解決していないこの状態の中、私の心は台風が吹き荒れており、毎分毎秒締め付けられるように苦しんでいます。いっそ土下座でも要求されて謝り倒す機会でも頂けたらいいのに、幸い?にして私の上司もそのお得意先もとても人格者であり私を咎めることがありません。それが逆に私を締め付けます。いや、怒られたら怒られたで立ち直れないくらいの顔面ストレートを受けたくらいのダメージを被るんでしょうけども、、いや、いずれにしても、こうした決定的な失敗は私を蝕んでいきます。

取り返しのつかないミスをしたという心痛とこの先どう応じていこうと不安とが入り交じり、何も手がつきません。家族との会話も上の空で、放心状態です。

なるほど私は会社で仕事はそつなくこなしてきていたものの(今回の失敗は初めての大きなものです)、全然出世できませんでした。後から入ってきた人がどんどん先に出世してゆき、一時は“会社は見る目がない”とまで思っていた時期も少なからずありましたがそんなことはありませんでした。やはり私の基本的な能力に欠陥があることを会社はしっかり見抜いていたのです。危なっかしいのだと思います。一見うまくこなしているようには見えるのだけれど、崖から崖に張られた一本のロープを一輪車で渡るピエロを見ているようなハラハラ感があるのでしょう。

向いていない。仕事もこの世も。

何のために生まれたのでしょうか。たぶん、私にとって魂の浄化期間です、今世は。幸福を期待せず、苦しみを真摯に受け止め運気をチャージして次に備えていきたいと思います。

人生(今世)これ忍耐なり。