INFP型・HSPのブログ

MBTi診断INFP型でHSP、40代家庭持ち営業マンの日記

一人ひとりが現社会に妥協しないと働き方改革は進まない

ども、どもりーまんてす。 働き方改革は進んでいますか? 

これを書いている2019年現在、この働き方改革というのは非常に大きな問題となっています。

名だたる大手企業での過労自殺や奴隷のような労働環境に加え、 社会の発展とともに伸び行く多様な個人主義の中、とかっこよくいうよりも、

自己主張していかないと世の中変えられない変わらないというグローバルな波にも触発され、いよいよ世間の感覚は、

そろそろ本音で語ろうじゃないか、

という具合に進化し、

もういい加減、ムリしてあくせく働くのはやめようよ、だってシンドイじゃん!

と、やっと無理に頑張り続けているこの異様な状態に大して黙してきた社会に対して、これはオカシイ!!と気が付くようになり、そしてそういう思いは声に出さないといけない、と悟りやっと世の中がそれに賛同してきた、というトレンドです。

最初に、「王様は裸だ」と指摘するのはとても勇気がいることです。 でも誰かがタブーを破ってそれを口に出して「事実」を指摘しないとそれに賛同する人は表れない。 戦後、焼け野原から立ち上がり復興していくためには、社会全体が死に物狂いで働き、それこそ周囲は灰だらけのブラックな世界でブラックな労働環境の中、這いずり回りながら働く必要がありました。

カオスな世界ではまず秩序を作らねばならず、そのためにはドロドロとした土を練って練って固めないといけません。練っては崩れ、練っては崩れを繰り返し、いつ終わりが見えるわけでもなく、でもそれをやらないと全てが死ぬ。

そうやってボロボロになりがら私たちの先祖様たちは身を粉にして働いてくれた、だからこそ、こうやって今の日本があるわけであります。そして、しっかりと、と表現できるのかどうかは分かりませんが、ひとまずは、才能のない普通の人が生きていける文明の土台は築くことができたのです。

だから昔のように生きるか死ぬかの瀬戸際の中で働かなくてもよくなった、、

のか?

でも、いまだにそういうぎりぎりの世界で労働に従事する日本人は多く、それが過労による悲劇を生み、何のために生まれて何をして喜ぶのか分からない時空のはざまに放り出されてしまったわけです、(T_T)

でも前段で説明しましたとおり、やっと世間が、

これみんなムリしすぎだろ?

と感じ、それを口に出そう、出してもいいよね、だってこんなに苦しんだもの、と思うようになれたのです、

で、働き方改革!  この働き方改革という、なんか庶民的な言い回し。 労働体制改革とかそういう表現のほうが新聞とかで見るには相応しいんじゃないかと思えますが、働き方 改革 、と。

それだけ世に浸透させようという思いの現れだと思います。 庶民に近い方がいい、例えばブラック企業なんて言い回しも発祥はたしか匿名掲示板の2chだったはず。そんな俗語がいまや市民権を得て立派なコトバになっている、2019年現在、もうあの有名な辞書にも載っているんでしたっけ?

サービスされる側も変わらないと働き方改革は進まない

残業がなくなって早く帰れて、でも仕事量はかわらない。それどころか早く帰って仕事を家に持ち帰ってしまう分、残業代も出なくて生活はきつい。 結局は生産性を上げて労働時間短縮、になればいいのですが、仕事のやり方は過去の栄光でのし上がって現場感覚を忘れた古い人たちが伝統的に守り継ごうとして、無駄な会議や報告仕事で一向に生産性は上向かず。

が、それだけでもないでしょう。

サービスの受け手の意識も変わって、少しぐらい品質が落ちたっていいや、だって人間だもの、みんなムリして働いているんだもの、という理解を指し示さないと世の中の働き方改革は進まないと思います。

完璧なサービスが当たり前になっている世の中ですが、その完璧さを求めてしまうがためにそのサービスの提供者はたくさん働かないといけず、また社会はそのサービスの連鎖でできあがっていますから、それが社会に染み渡っている。

例えば、お店で買い物をするにしても、ちょっと賞味期限が古い、傷が入っている、などでいちいち文句をつけていては、それに対応するお店は社内での報告、対策に追われ、そのお店の取引先もまた時間をさかれることになります。

また自分は土日で休みだからといって、土日に完璧なサービスを求めていると、そのサービスの提供のために休日出勤をしなくてはならない人が増えてくる。

こうやって連鎖していくわけですから、つい社会が悪い、働き方改革といいながらちっともよくならない、どうなっているんだ政治はと思っていても社会の消費者のマインドが変わらないとうまく回らないかとおもいます。

ちなみに 私の会社は全くそういうのに関心がなく、マインドがお客様に向ききっているがために、従業員にはその矛先が向かず、結論、残業と休日出勤だらけのままの環境です!ビシッ(^^)v お客様に還元するために、わたしたち従業員の所定時間外の手当てもゼロ! こういうことであります。 でもお客様あっての仕事ですから。。