工場勤務で休み時間での会話で何を話していいか分からない、その雑談が苦痛
こ、ここコケコッコっこー、いや、こんにちはコミュ障やっていますか?
さて皆さまは、忙しい毎日を送っているでしょうか?
忙しいと当然ですが、休みたくなりますよね。
そう、休憩です。
しかーし、この休憩タイムがコミュ障にとってはまた地獄の忍耐タイムになることをあなたはご存じでしょうか、はい、聞くまでもありませんね。
休憩時間がなぜ苦痛なのか、これは本来理解できない悩みだと思います。普通の人にとっては。
ただしこれがコミュ障となるとそうはいかないんですよね。
言っておきますが、コミュ障(人見知り系)は本来バイタリティーが小さいので、本来は休憩することは好きです。というより気苦労で人一倍疲れるのでその分休憩時間も必要なのが本質なのです。
でもなぜ、休憩時間が嫌か。
それはいっせいのーででとる休憩は、つまりみんなとの雑談タイムを意味するからなのです。
特に私の人生でツラかったのは、学校生活での昼休みと工場勤務時代の休憩時間でした。
学校の昼休みは一時間くらいありますから、ご飯を食べる以外はもっぱらトイレで瞑想タイムでした。
でも、これが工場の場合はどうでしょう、トイレにこもるわけにもいけませんから、あの雑談タイムには苦労しました。
※ちなみに、これはまだスマホが一般的に普及していない時代の話ですので、今はまた違っているかもしれませんね。黙ってスマホいじっているだけで成り立つのかもしれません。
工場での休憩時間での会話はコミュ障には苦痛
工場勤務ってライン仕事でコミュ障にも楽、というのがネット界では定説ですが、実は私の経験上そうは思いません。過去2年ほど私も勤務したことがありますが、やはり班単位で動くので、作業中は黙々としているにしても、休憩時間になると一斉に班員が10名ほどで出ていくのでそこで小さなコミュニティが発生するのです。またヨソの班にも休日出勤などで出ていくことがあり、そこでも休憩時間中に交流を求められたりするんですよね。
そう、小さなコミュニティの中で密な交流、というか雑談が求められるのです。
「休みの日、何してた~?」とか、
「趣味なに〜」とか、
深く突っ込まれたくないようなことをズケズケと聞かれるのです。 そりゃそうです。3日勤務して3日休んで、というような生活を工場員はしているわけですから、休みはいっぱいある、でも仕事上では変化のなすぎるライン仕事ですから、もう会話ネタがプライベートのことしかないのです。
だから結果として、そういう会話の糸口を探るような、面倒な質問などが飛び交うようになるのです。
で、私が属していた班は、みんながゲーム好きで、そのほとんどがゲームの話題ばかりで苦労しました。なぜなら私はコミュ障だけどコミュ障の定番趣味であるゲームはやらないからでした。 だから、みんながゲームの話題で盛り上がっているとき、ひたすら端のほうで、”知らなくても笑っても不自然ではないポイント” を狙って必死で愛想笑いをしていたのでした。
そうこうするうちに、このままでは精神が崩壊すると思い、
私はいつの日か、班で休憩に行くのを拒み、「あ!今作業のいい所なんでまた後で行きます!」と班長に告げ、一人でこっそりと休憩に行くようになるのでした。
そして、それを繰り返すうちに私は妖精化し、いるのかいないのか分からない存在へとなっていくのでした。でも、挨拶や愛想だけは表面上しっかり意識して取り組んでいたので、露骨に嫌われているということはなかったです。
でも
当然ですが、そんな状態で仕事が続くわけはありません。
機を見て私は辞めることになったのです。
・・・という話ですが、本当、工場勤務も侮れませんよ、周囲の人達と会話が合わないと、いくらそれがたかだか1時間の休憩時間といえども疎外感を感じるようになりいたたまれなくなるものなのです。 同じく、遠洋漁業など、固定化されたメンバーで仕事をするというのもツラそうですね。