人に頼めない
こ、こんにちは、コミュ障管理人です。
さて、コミュ障あるあるとして、人にモノを頼めないというのがあると思います。
基本、人と喋ること自体が難しいので、当然といえば当然なのですが、その喋る、という以上に何かを依頼するという行為自体がとても荷が重いのです。
ですから、喋るのが嫌というか、ならばメールなどで頼めばいい、というものではなく、やはり、人に頼むという行為が何かとてつもない債務を負った気がするのと、あとすごく相手に負担をかけて申し訳ない気持ちになり、もう一度それをやってしまった以上は、修復のできない白々しいヒビがその人との間に入ってしまったような気になって、その後も、ずっとグルグルと頭の中がそのことでいっぱいになり、胸の当たりに鉛(なまり)を抱えているようなどんよりとした重苦しさがあるのです。
これが取り越し苦労なことは、自分でも分かっているのです。
なぜかといえば、自分は、人にモノを頼まれても比較的嫌な気がしない(もちろん内容にもよりますが)ので、いやむしろなんか頼られているような気もして「頼む」という行為が決して悪いものとも言えないことは分かっているのです。
実際、心理学的に見ても、仲良くなりたいなら相手に何かを頼むと心理的距離が縮まるという知見があります。頼まれることで、相手にいいことをしたという満足感などがあるからですね。
でも、
ついつい、案じてしまうのです。
「ああ、あんなお願いごとをしてしまった、あの人は今私に対する憎悪に燃えているのではないか、そうでなくても、とてもツラい思いをしているのではないか」と、ヤキモキしていてもたってもいられなくなるのです。
で、でも、この世は人とのつながりなしには生きていけないもの。
この、誰かにモノを頼むということができないと、かえって孤立してしまうものなのです。あと、会社などでも出世できません。出世するというのは誰かに何かを依頼することの連続だからです。
だから、
ううっ、
でも、人に頼める人間になろう。