不運が重なる日々、どう乗り越えるか
こんにちは、INFPブログ管理人の田中です。誰にでも、人生の中で「こんなにも不運が重なるものか」と感じる時期があると思います。私自身も、現在そんな状況にあります。転職してから2年経ったというもの、まるで呪われているかのようにトラブル続きで、精神的にも身体的にも限界を感じる毎日です。
でも、こうした状況の中でも、前に進むための小さなヒントを見つけることは可能です。今日は、私自身が経験している「不運の嵐」と、それにどう向き合おうとしていたのかについてお話しします。
「不運」とは何なのか
何度も繰り返される不運に遭遇すると、「なぜ自分だけがこんな目に?」と考えてしまいます。例えば、仕事では次々とトラブルが発生し、ミスを指摘され、怒られ、さらには自分では関与できない範囲での問題まで背負わされることがあります。まさに泣きっ面に蜂、弱り目に祟り目です。
こうした状況で人は、つい「運が悪い」とすべてを運命のせいにしてしまいがちです。しかし、運というものは確かに存在するとしても、私たちができることは、その中でどう行動するかを考えることです。
不運を乗り越えるための心構え
不運に直面したとき、私たちはどう対処すればいいのでしょうか?私自身の経験をもとに、以下の3つのステップを提案します。
- 1. すべてを「運」のせいにしない: 不運には必ず原因があります。そのうち90%は、自分の行動や選択によって改善可能なものだと考えます。まずは冷静に、何が問題の本質なのかを見極めましょう。
- 2. 残りの10%を受け入れる: 確かに、不運の中にはどうしようもないものもあります。そうしたものに対しては、戦おうとせずに「これは仕方のないこと」と受け入れることで、心の負担を軽減できます。
- 3. 助けを求める勇気を持つ: 「人に頼る」という行為は、内向的な性格の人にはハードルが高いかもしれません。しかし、自分ひとりで抱え込むのではなく、適切な人に助けを求めることで、状況は大きく改善することがあります。
「助けて」と言える力を養う
日本では、「自分のことは自分でやるべきだ」という文化が根強く、人に頼ることをためらう方も多いのではないでしょうか。しかし、不運に見舞われたときほど、周囲の助けが必要です。助けを求めることは決して弱さではなく、むしろ強さの証です。
そこで、私が意識しているのは「アサーション」という考え方です。アサーションとは、自分の気持ちや意見を正直に、そして相手を尊重しながら伝えるコミュニケーションスキルです。
たとえば、「これが難しくて困っています。手伝っていただけますか?」と素直に伝えることで、驚くほど状況が好転することがあります。これを繰り返すうちに、次第に自分の負担も軽くなり、心の余裕が生まれてくるのです。
悪い出来事の先にある希望
不運が続くと、「これからもずっとこのままでは?」と絶望的な気持ちになることがあります。しかし、昔から「苦しみの先には必ず良いことがある」と言われてきました。それは決してただの慰めではなく、実際にそのようなサイクルが人生には存在します。
私たちの人生は、「プラス」と「マイナス」のバランスで成り立っています。不運が続くとき、それは良い運気が訪れる準備期間なのかもしれません。大切なのは、その不運の中でも小さな幸せや学びを見つけようとする姿勢です。
今日を乗り越えたあなたへ
もし、あなたが今日もつらい一日を過ごしたなら、それでも自分を褒めてあげてください。「今日を乗り越えた自分は偉い」と。私たちは時に、自分を励ましながら生きていく必要があります。
不運に負けず、少しずつでも前に進む力を育てていきましょう。そして、その過程で助けが必要ならば、遠慮せずに手を伸ばしてください。人に頼ることで、きっと新しい道が見えてくるはずです。
最後に
人生の中で重なる不運は、時に私たちを試すような出来事かもしれません。しかし、その試練を乗り越えた先には、必ず明るい未来が待っていると信じています。私自身も、これからもその希望を胸に歩んでいきます。
どうか、あなたも希望を忘れないでください。
※この記事は、2019年に書き起こした記事です、それから5年経った今、私は同じ職場で頑張っています。実は、、ただ転職しようとしても中高年でたいしたスキルもない身ではなかなか雇ってくれるところもなく、もう15社ほどは連続で落ちています。しかし、苦しい状況は時を重ねるほどに改善しています。やはり、いつまでも苦しい時は続かないのだと、そう思っています。