自動車とか家とか家電製品の取引において値切れない、これコミュ障。
こ、こんにちは、ゴクリ。 コミュ障研究家の安倍です。
仕事や学校を辞めたくて辞めたくてツラい、でも結局どこに行ってもコミュ障なことに変わりなく踏みとどまって頑張ろう、ドキッとしましたか? まずはコミュ障に対する抵抗力をつけないと結局同じですよ、と。
さて、本日はちょっと狭い内容になりますが、コミュ障の特徴として挙げておきたいあるあるとして値切れないということについて考察してみたいと思います。
コミュ障は値切れない
これは、只今学生であるなど未成年であったりはたまた自分で大きな買い物をしたことがない方にはまったく分からないことかと思いますが、コミュ障は値切ることができない、というかその発想すらないということですね。
まぁ育った環境により、その辺りは生まれながらに値切るクセがあるかどうか、というのもあります。 例えば親が自営業であったり会社のビジネスマンであったりする場合はおのずと商取引において値切るといことは本能的にあなたに備わっているかもしれません。
上記の内容を読んでもピンとこないアナタは、値切れないタチでありコミュ障の可能性アリです。
値切るという行為の是非
まず予備知識として持っておきたいのは、当たり前のことですがモノの値段というのは少なからず利益が乗っかっているものですよね。 そしてこの利益というのはガイドラインが影響しているものの、その商品の売り手の裁量が大きいものです。 ということは、どれだけ利益を原価に乗っけているかは分かったものではないのです。
つまり、売り手の言い値でモノを買うというのは、もうカモなわけですね。 もちろん日常的に買う買い物では別です。 スーパーやコンビニで買えるようなモノはだいたいが最低ラインであり、それ以上安くしたら経営が立ち行かなくなるくらいのギリギリで頑張っているところばかりです。 だから日用品などはマナーとしても値切るものではありません。(もちろんまとめてドカッと買いますよ、 という場合は交渉の余地はあるでしょうけどね。 今度ジュースを大量に買うからオマケしてくれとかですね。)
では家土地などの不動産、自動車、家電製品などの高くてローンで買うようなものはどうでしょうか。
これは高い買い物だけに早々売れるようなものではありません。 よって利益も高く設定されるものです。 経済の原理としてよく売れるものは安くなりやすいですし(高級ブランド品は別)、高くてなかなか売れないモノは高く利益が設定されているものです。
そこで、これらの高い買い物には値切る余地があるというものなのです。 何とも当り前のことなのですが。
どうやってコミュ障は値切ればよいのか?
しかし、ここからが本番です。
その値切って当たり前の買い物に対し、コミュ障は値切れないのです。 提示された価格をそのまま飲んでしまうのです。車だと何十万単位、家だと多くて何百万単位、家電でもちょっとした値引きもしくはオマケ付きができるのにですよ? これを値引きしないのはもったいない! コミュ障よ、値引きできるんだぜ・・!?
なぜぇーーーー?
交渉するのが面倒くさい、というか相手に悪いと考えてしまうからなんですね。 申し訳ない気持ちになって、仮に値引交渉しても途中で心が折れてしまうのです。
遠慮しなくていいのに。。 アナタは客なのに、ですよ。
本来モノを買う買わないは交渉なのです。 欲しいと思う価格を売り手が設定しているとは限らないのです、これは当然です。 でもアナタは価格は別としてその商品が欲しい、ではどうするか、そう交渉するんですね。
そしてその交渉というのは当然ながら値段を安くするか、もしくはオマケをつけてもらうのか、というところに落ち着きます。
でもやっぱりできない。。 先方の販売員とのやり取りに負けて。。
ではどうすればいいのでしょうか。
これは簡単です。 スマホを武器にするのです。 ありったけのサイト情報をブクマしておきましょう。 そしてアナタがやるべきことは、お店でその情報一覧をスタッフに見せてこうですよ、と提示すること。
そして予め「この価格で買いたい」という予算を見積もっておき、心に決めておくことです。 破談になってもいいのでそのラインを持っておくということですね。
でもこういう普通の人には簡単にできることがコミュ障にはツラいのですよね。。 そもそも一つの買い物をするのにあちこちに行って話しを聞き、合い見積もりをとる、これがなんか悪い気がして心臓がくくっと締め上げられる苦しい気持ちになるのです。。
でもこればかりは生きていく上で大事な知恵、というか手段として心得ておきましょう。 だんだんとできるようになってくると思います。 アナタの大事なお金を散財させてはいけません。