コミュ障はメンタルの問題
ここ、こんにちは。 ドキドキ、毎日が対人関係でドキドキしているコミュ障研究家の安倍です。
それにしてもコミュ障ってどうしてドもったり、話下手だったりするのでしょうか?
ワタシの場合はリラックスしている状態でもうまく言葉が出てこない、どもる、言い回しがスムーズでなかったりします。 もうバカなんじゃないかと思って凹みます。
話が上手い、口が上手い人達っていうのは揃って、よどみなく喋りまた言い回しも的確なものなんですよね。アナウンサーのごとくペラペラっと即興でやってのけるスキルはもはや芸当としか思えないという。(まぁこれはリア充の中にも何人いるか分からないくらいですけどね)
コミュ障が喋れない理由
でも本来人間というものはずーっと言語を使っているわけで喋れて当り前なのですね。 でもコミュ障はなぜか喋れない。
なぜでしょうか。
ワタシのようにリラックスしていてもドもったりするそのわけは何でしょうか。
1)コンプレックス
それは長い間かかって形成されてきたコンプレックスが原因かと考えます。
ワタシの場合、外見のコンプレックス(背が低い、頭がデカい)もあり、これで周囲にバカにされ続けてきた過去があります。こういうコンプレックスが相手に対し堂々と喋りかけられない、つまり「自分なんかと喋ってもらうのは申し訳ない」という気分になり、コミュ障の様相を呈してきたのではないかと思うのです。
2)トラウマ
コミュ障であるアナタは幼少期のころ、トラウマになるようなとてもツラい経験をした記憶がないでしょうか。
例えばワタシの場合は、5歳くらいのまでの間、病弱で病院にかかりっきり、ツラい治療経験もあり、その時に吃るクセがついていたようです。治療でメンタルに何らかの支障をきたしたのでしょう。
よく強い精神的ショックを受けると失声症といって声が出なくなる症状がありますが、これに似た現象ではないかと思います。
つまりコミュ障というのは、何か(言語&パーソナリティ)障害を抱えて生まれたわけではない限り、このように後天的な経験から対人恐怖気味になってきたのだと考えます。
3)マルチタスク
またこれに加え、リラックスしている状態でも話が上手くできないという現象は何か考察しますと、こればコミュ障の特性でもあるマルチタスク、つまり他のことを考えながら言葉を発しようとしているからです。
コミュ障のあなたは説明ベタ、ですよね?
起きた事実を整理して体系的な話として落とし込むことが難しいという感じでしょうか。 厳密にはこの作業自体がとても訓練を要するもので、普通の コミュ障ではない人であってもカンタンではないものなのですが、コミュ障は特に苦手です。ただ対人でのやり取りが苦痛ということで済むものではないはずです。
やはりコミュ障は話すことに集中できない、つまり話すことが嫌いなのでそれを回避(苦痛を緩和)するように頭の中で別の事を考えようとしているのです。 自分の好きなことであったり楽しかった経験など無意識のうちに頭の中で考えています。 だから上手く話せないのです。
うまく喋れるようになるためのメンタルの持ち方
好きこそモノの上手なれ、ということです。
同じスポーツを同じ練習量でやっても差がつくものですが、これは持って生まれた才能のみならず、やはり好きでそのスポーツに集中しているかも重要な要素であります。
同じ原理で、喋ることもそうです。
話すことが上手くなりたい!と思っていればおのずと上手くなるために脳がフル回転します。また話すのが楽しい!と思っていれば自然と友達も増えていくものです。リア充がリア充たる根源はこのマインドでしょう。
でもコミュ障生活の中で、そんな向上心は起きないでしょう。 だからコミュ障の症状が出る、ということですよね。
しかし克服したい!と願い続けていれば必ず改善されます。
もちろん根は変わらないので人付き合いが面倒くさいと思うのはそう簡単に克服できるものではありませんが、耐性はつきます。
そして、人付き合いが苦しくてもそれに立ち向かっていく覚悟を身に着けるためには、向上心も重要なポイントとなります。ワタシの場合は、コミュニケーションすることで脳の活性化になるということを糧に頑張ってコミュ障と戦っております。
どんなにしんどくても人生長くて100年、しかも体感加齢スピードとしてはどんどん早くなるものですからあっという間という考え方もまたワタシの糧となっています。
そう考えられないのもまたコミュ障ですが、当サイトを見るような方は少なくとも向上心のある方でしょう。そのスピリットがあれば人生乗り越えられるかと思います。