INFP型・HSPのブログ

MBTi診断INFP型でHSP、40代家庭持ち営業マンの日記

もっと享楽的に生きていこうと思うようになった

今までがストイックに生きてきた、といいますかあまりにも遊ぶことを知らずに生真面目に生きてきたせいで私はひたすらに自分に厳しく生きてきたように思います。みんなが楽しそうに取り組んでいる事象(ゲーム、マンガ、遊園地、スポーツ観戦、コンパ、ギャンブル、ゴルフなどなど)を、どこかひっそりと軽蔑して、あれは毒だ、と遠ざけけてきたのです。もっというと、物心ついた時から、自分の欲望をセーブする癖がありました。例えば甘いジュースは体に悪い、という認識があり(きっと、大人やメディアからそういう情報を受けてストイックに守ろうとしていたのだと思います)、私はいわゆる清涼飲料や でもどこかそういう悦に入っている周囲を見て羨ましくなかったわけではありません。 嫉妬心もあったのです。 そしてその嫉妬心が、さらに反発心に拍車をかけ、私は浮世離れしていったのだと思います。 当たり前のように、みんなが熱中するものに関心を示さず、 楽しむことを悪とみなす性癖が身についていったのだと思います。

しかし、私は神の子でありません。 そういうギャップがやがて自身のコンプレックスとなり身を焦がすようになっていきました。

どうして自分はこんなに苦しいのであろうか? その答えは分かっていました。 コミュニケーション能力以前に、世俗の人たちが当然のように持つ、庶民的な娯楽への欲望が欠落していたからです。 だから話が合わない、 だんだんと距離を置かれる、という現象が起きていました。

ただ、やはり神の子ではない私にはこの不満をどこまでも溜めておく大いなる力はありません。 否、あの超越的存在である神すらも時に怒りをぶちまけ荒れ狂い、自然を操り猛然と支配物たる人類にひどい仕打ちをすることがあります。 吹けば飛ぶ一凡人たる私にこの長い人生で抱えた不満を溜め込んでおく余裕など、 到底あるわけがないのです。 いつかは穴があくのです。 息の抜き方というものを知らなくてはならないのです。

最近は、人に誘われて温泉にいきました。 とても、とても、体と心がやすらいでいくのを感じました。 私はその時やらなかったのですが、その人たちは入浴後にマッサージなんかも受けており、とても気持ちよさそうでした。

ああ、世の中の人たちはこうやってリラックスして疲れをリセットする術を身に着けているんだなぁと感じ入りました。そして真似しようと思いました。そしてその後はパチンコへとその人たちは出かけていきました。(私はギャンブルをしたことがろくにないのでついていきませんでしたが)

とても楽しそうでした。

こうやって、人類は世の憂い、倦怠から自分を再起させるリフレッシュ法を本能的に持っているようです。

パンとサーカス。 食べ物と娯楽があれば人は満足する。 逆に人は食べ物だけでは満ち足りず、娯楽が必要だということありましょう。

もっと享楽的に生きていこう、 それをただ思うだけでなく実践していこう、 そう思うようになりました。