INFP型・HSPのブログ

MBTi診断INFP型でHSP、40代家庭持ち営業マンの日記

人と仲良くなるための会話が苦手だ

みんなどうしてあんなに楽しく人と会話を楽しく交わせるんだろう、と敬うように見てしまいます。 自然に、反射的に的確な言葉を選んで場に合わせたトーンで話しかけて、また応える。その所作がとても軽やかに思います。

それ比べて私と来たら、直感的に気が合う人とは(もっともそういう人は同性でかつ年上が多い)、それなりにやりとりできるものの、

これが異性であったり自分とはタイプの違うキラキラとした(とはいっても普通の明るい青年)人とは身構えてしまい、会話に気を使ってしまいます。簡単に表現すると、気まずい。

その相手の近くに行く用事があっても、目を合わせないようにして、-いや決してその人のことが嫌いなわけではありません。ただ私が勝手に緊張して堅くなってしまうだけなんです― そそくさと、そしてしれーっと用事を済ませてその場を立ち去るようにします。

本当は話したい、打ち解けたいという気持ちはあるのに、なぜか拒絶反応を起こして心を閉ざしてしまいます。ちょっとその人に近寄った時に、「調子どう?」(←何が?と聞き返されそうな下手な声かけですが笑)とでも話しかけられればいいのですが。

周囲の人たちはいとも簡単にそれをやってのけます。誰とでもそれを気軽にやっているに見えて、 そういった人と自分を対比すると、なんて自分は社交性がなく閉じた世界にいるんだろうとゾッとした孤独感も覚えます。まるで宇宙の彼方に一人取り残されたような得体の知れない不快な気持ちになります。

昔は、そんな自分も好きでした。 一人で思索に耽り、自分は哲学者だ、みんなは日々をその日暮らしで生きるキリギリスのように快楽を追求する刹那な考えをしている、と調子に乗っていた時期もありました。

しかし、それは間違いだったと中年になった今、思い直しています。芸術的な生き方を目指して、あれこれと人とは違うようにありたい姿を追い求めてきた結果、結局なり果てたのは、パッとしないサラリーマンで、結局普通の土壌で人と勝負してそれについていけなかっただけの姿でした。それでも、理想主義なので、もしかすると逆転あるかもと可能性を追いかけずにはいられないのですが。

でも、なんか、もう限界も見えてきたように思います。 ここが自分の、いくら個性を磨こうとも、天から与えられたいくらでも代替可能な一粒の雨、私は夜空を刹那に駆ける流れ星ではありませんでした。

もっと、 人に触れあってこればよかった。心を閉ざさないで何気ない会話で戯れる力を養ってくればよかった、 そう後になって思うようになりました。