INFP人生記

著者:MBTI診断INFP-T/男/家庭持ち/1980年生/吃音/HSP/営業職

滑舌が悪いのはコミュ障のせい?話し方を磨くための第一歩

滑舌が悪いのはコミュ障のせい?その理由と改善のヒント

こんにちは。管理人の田中です。

私自身、滑舌が悪いことに長年悩んできました。さらに、喋る内容も慌ててまとまらず、いつも「滑舌 悪い」とネットで検索しては孤独を感じていました。

しかし最近では「滑舌」という漢字もスムーズに変換されるようになり、世の中も少しずつこの悩みに追いついてきたのかな、と思う今日この頃です。

さて、この記事では滑舌が悪くなる原因や、日本人特有のコミュニケーションの背景、そして具体的な改善方法についてお話しします。

滑舌が悪い人のタイプと原因

滑舌が悪いと言っても、その原因や特徴は人それぞれです。大きく分けると以下の2つのタイプがあるのではないでしょうか。

1. 社交的だけど発音が不明瞭

性格は明るく、話すのが好きなのに、発音だけが苦手なタイプ。この場合、話し方の癖や発音器官の動きが原因のことが多いです。

2. 内向的で声が小さい

一方で、性格が内気で声量が足りず、表情も硬いためにボソボソと話してしまうタイプもいます。緊張や遠慮が重なり、滑舌が悪い印象を与えることがあります。

もちろん、病気や発達障害が関与しているケースもありますが、多くの場合は習慣や環境が原因です。

そもそも滑舌が良い人は少数派

滑舌が悪いことで悩む人は多いですが、逆に考えると滑舌が良い人も少ないのです。
声を出すこと自体が難しい行為であり、日本人の特性や文化的な背景も影響しています。

日本人特有の「静かさ」が原因?

日本では空気を読み、言葉にしなくても雰囲気で伝える文化が根付いています。このため、声を大きく出す必要性が少なく、発音器官を鍛える機会が他国に比べて少ないのかもしれません。

さらに、幼い頃から「静かにしなさい」と言われる場面が多いのも影響しています。声を出さない習慣が、滑舌の悪さに繋がっている可能性があるのです。

コミュ障と滑舌の悪さの関係

コミュ障であるがゆえに話す機会が減り、それが滑舌の悪化に繋がる――そんな負のスパイラルが存在します。

例えば、無口で人との接触を避ける傾向が強いと、口の筋肉が十分に使われなくなります。結果として、以下のような問題が生じます:

  • 口周りの筋肉が硬くなる
  • 発音が不明瞭になる
  • 声量が足りなくなる

また、話す機会が減ることで、「とっさに反応する能力」も衰えてしまいます。この悪循環が続くと、さらに滑舌が悪くなり、人とのコミュニケーションに自信を失うことになります。

滑舌を改善するための具体的な方法

滑舌を改善するためには、まず口周りの筋肉を柔軟にすることが重要です。以下の方法を試してみましょう。

1. 口の柔軟性を高める

口の筋肉を鍛えるために、簡単なエクササイズを取り入れてみましょう。
例えば、「あいうえお」と大きく口を開けて発声する練習や、唇をすぼめたり広げたりする運動が効果的です。

2. 声量を増やす

お腹から声を出すことを意識しましょう。腹式呼吸を練習することで、声量が自然と増え、言葉がはっきりと聞き取れるようになります。

3. 抑揚を意識する

単調な話し方を避けるために、文章ごとに抑揚をつける練習をしてみましょう。感情を込めると、自然と滑舌も改善します。

4. 「ヒシサラダ」に注意

「ヒ」と「シ」、「サ行」、「ラ行」、「ダ行」は発音が難しい音として知られています。これらの音を意識的にゆっくりと練習してみてください。

おわりに:無理せず少しずつ改善を

滑舌が悪いことは恥ずかしいことではありません。特に内向的な性格やコミュ障である場合、滑舌が悪いのはむしろ自然なことです。

大切なのは、完璧を目指すのではなく、少しずつ改善していくことです。口のエクササイズや発声練習を日常に取り入れるだけでも、確実に変化を感じられるはずです。

「喋ることが苦手だから」と諦めず、自分のペースで前進してみてくださいね。

おすすめ書籍として、「しゃべる技術:仕事力が3倍あがる話し方の極意」を参考にしてみてください。この本にはさらに詳しいアドバイスが載っています。

今日も少しずつ、話し方を磨いていきましょう!