INFP人生記

著者:MBTI診断INFP-T/男/家庭持ち/1980年生/吃音/HSP/営業職

趣味がないと悩む人へ:日常を豊かにする小さな楽しみの見つけ方

こんにちは、INFP-Tの田中です。皆さんの趣味は何ですか?

今日は私自身の趣味についてお話しするとともに、趣味にまつわる悩みや考えを少し掘り下げてみたいと思います。

趣味って本当に必要?

世の中には「趣味が大事」と言う人がたくさんいます。確かに、日々の生活が忙しいだけでは息が詰まってしまうので、好きなことに没頭する時間は大切です。でも、そもそも「趣味って何だろう?」と考えることはありませんか?

私の場合、ブログの更新や読書が趣味と言えなくもありませんが、どちらかというと習慣に近いです。心のどこかで「これは趣味と言うべきものではないのかもしれない」と感じています。

一方で、正直に言うと、私が本当に好きなことはもっとシンプルで、家でリラックスしながらネットサーフィンをしたり、お酒を飲んだりすることです。ええ、どれも人に胸を張って語れるようなものではありません。でも、これが私の楽しみなのです。

他人に合わせた「趣味」のジレンマ

「休日は何してるの?」とか「趣味は何ですか?」と聞かれると、つい言葉に詰まります。社会的に認められる趣味がないと、「つまらない人」と思われるのではないかと感じることがあります。

そのため、30代を過ぎてから、私はフットサルを始めました。もちろん、スポーツは健康にも良いし、仲間と楽しむこともできるので悪くありません。でも、本当のところ、フットサルを趣味として語るのは「他人に合わせた趣味」のように思えるのです。

「フットサルやってます!」と言えば「アクティブだね!」とポジティブな反応が返ってくる。これで場が丸く収まるなら、それでいいかもしれません。でも、自分が本当に楽しめる趣味は何かと問われると、まだ答えは見つかっていない気がします。

自分らしい趣味を見つけるには?

趣味は誰かに見せるためのものではなく、自分を満たすためのものです。私が思うに、自分らしい趣味を見つけるためには次のようなポイントを意識すると良いのではないでしょうか。

  1. 「楽しめること」に正直になる
    どんなに人目を気にしても、自分が楽しいと思えなければ趣味にはなりません。たとえそれがインドアで地味なことでも、自分が好きならそれが正解です。

  2. 小さなことから始める
    「趣味」と聞くと大それた活動を思い浮かべがちですが、小さな楽しみから始めるのも一つの手です。例えば、毎朝コーヒーを淹れることを楽しみにする、好きな音楽を聴くなど、日常の中に小さな「趣味の種」を見つけることができます。

  3. 他人の評価を気にしすぎない
    他人に語れる趣味を持っていなくても、それは「つまらない人間」という意味ではありません。自分がどう感じるかが最も大切です。

趣味を持つ意味

趣味を持つことの意味は、単に時間を埋めるだけではありません。それは、自分を癒し、満たすための大切な手段です。誰かに語るための趣味でなくても、自分がそれを楽しめるなら、それで十分です。

私自身、まだ「これが趣味だ!」と言い切れるものは見つかっていません。でも、自分の好きなことに少しずつ正直になりながら、日々の生活を楽しむ努力をしています。

最後に

もしこの記事を読んで「自分も趣味がないかも」と思った方がいれば、ぜひ焦らずに自分の好きなことを探してみてください。どんな些細なことでも、それがあなたの人生を豊かにするきっかけになるかもしれません。

趣味は他人に見せるためではなく、自分のためにあるものです。あなたにとっての「小さな楽しみ」を見つけられることを願っています。