こんにちは、INFP-Tの田中です。2021年現在、私には小学5年生のお姉ちゃんと、元気いっぱいの幼稚園児の息子がいます。この幼稚園児、特に週末になると「遊んで遊んで攻撃」が全開。布団にダイブして起こしにくるわ、無限の体力で「高い高い」を求めてくるわで、40代の疲れた体には堪えます。しかも、私自身はHSP気質で、平日の仕事でヘトヘト。そんな私にとって、土日は「休息のための日」……のはずだったのですが。
平日は疲労との戦い、土日は「遊んで攻撃」との戦い
平日は朝7時半に出社し、夜は21時に帰宅する日々。営業職のためノルマに追われ、上司の怒声が飛び交う中でのマルチタスク対応。正直、よくここまで持ちこたえたと思うほど、過酷な環境で働いています。私がなんとか耐えられている理由は、土日に「泥のように眠る」時間が確保できているから。とはいえ、寝だめは健康に悪いとわかっていても、体が勝手に倒れ込むように寝てしまうのです。
それなのに、幼稚園児の息子は容赦なく「遊んで攻撃」を仕掛けてきます。布団の上に飛び乗り、全力のボディプレスで起こそうとする姿に、思わず「命の危機」を感じるほどです(笑)。遊びたくて仕方ないんだろうな……と頭では理解していても、疲れ切った体では対応しきれません。息子が諦めずに迫ってくる姿はまるで「不屈の戦士」のようで、私は完全に敗北状態です。
子どもの遊び心と親の疲労のギャップ
最近、息子がハマっているのは「高い高い」です。普通の高い高いではありません。息子を天井に向けて放り投げてキャッチする、というアクション満載の遊びです。これを10分も続ければ、腕が上がらなくなるのは当然。40代の私には筋トレそのものです。
「遊んで攻撃」が収まらない息子に対し、提案するのは「トミカで遊ぼう」などの静かな遊び。しかし、彼はどうしてもアスレチック系の遊びを求めてくるのです。この無限ループに、つい「禁断のiPad」を使いたくなります。YouTubeを見せておけば一時的に静かになりますが、それを許さない妻との攻防もまた、一つの戦いです。
子どもとの時間は宝物、それでも自分の回復が必要
子どもが小さいうちは、遊んでほしいという気持ちを最優先にしてあげるのが大事だと育児番組などでよく聞きます。でも、私のようにHSP気質で仕事で疲れ切った身には、それが本当に難しい。親も子どもも「情緒を育む時間」が必要なのはわかっていますが、自分を回復させる時間も同じくらい大切だと感じます。
小学5年生のお姉ちゃんは、ようやく「遊んで攻撃」を卒業してくれました。彼女も幼い頃は全力で求めてきましたが、時間が経つにつれ、自立していったのです。今、幼稚園児の息子もいずれそうなるのだろうと思いつつ、目の前の「遊んで攻撃」に向き合うしかありません。
親として、そして一人の人間として
家族を大切にしたいという気持ちはあるものの、自分自身を犠牲にしすぎると結局、何も続けられなくなります。だからこそ、適度な休息や心のケアが必要です。私自身はまだ模索中ですが、同じような境遇の方々がこの記事を読んで「自分だけじゃない」と思ってもらえたら幸いです。
育児には苦労もありますが、やがて子どもたちはこの時期を卒業していきます。そのとき、「一緒に遊んだ思い出」が少しでも残っているなら、それが何よりの宝物になるのだろうと信じて、今日もなんとか頑張っています。
この記事を書いている今も、息子が隣で「遊んでよ!」とせがんでいます。それでも私は、こうして少しずつ、自分の気持ちを文字にする時間を作っています。同じような苦労を抱える皆さん、一緒に乗り越えていきましょう。
子育てのリアルと向き合いながら、心のバランスを取る方法を探しませんか?