回避性とスキゾイドの違い(パーソナリティー障害)
こ、こんにちは。自宅から出る前に玄関ののぞき窓から外に近所の人がいないか確認してから出ていく管理人です。対人が苦手ですが、なんとか今のところ、不登校や引きこもりや鬱病になるようなこともなく(そもそも頼れる環境もなかったのでそうなることはすなわち死でした)、なんとかギリギリではありますが、これまで平然を装って生きてこれております、まぁ崖っぷちですが。
と、ここまでこれたはいいものの、それでもやっぱり自身の神経のナノファイバー級のか細さに時に「本当に自分は健常者なのだろうか?」と疑うことしばしばなのです。
ネットで社会不安診断したら「病院に行け」とおススメされますし、だいたいの性格診断ではまるで世捨て人かのような診断を下されます。いやようほんとここまで生きてこれたよな、と。
でも、いまひとつ決定的に発達障害だとか精神障害といった手がかりを掴めず、ここまで来ました。つまりワタシは障害と健常のボーダーラインを行き来している中途半端な状態なのだと思います。
そんなわけで、もう下手に病院にかかるわけにもいかないのでもう覚悟を決めてこの人生やりきりたいと思います。磨け磨け、どんどん自分を磨いて、バーベル背負って針地獄を裸足でいくようなこの人生を、一つの競技ととらえ向かっていこうと思います。人生トライアスロン。
で、何の話でしたっけ、
そう、今回はそんなこんなで、パーソナリティ障害について調べていますと、ある性格に共感んを覚えました。
名前自体はカッコいいですが、やはりどこかおどろおどろしい響きがありますね。
これは、以前このブログでも紹介した、
回避性パーソナリティー障害とも似ていて、
要は、社会生活が苦手ということです。コミュニティに参加したり、社会生活を送る上での対人関係を築くことを苦手として避けるタイプです。
ワタシは長らく同じものだと思っていたのですが、これは違うものだそうですね。ちなみにワタシは回避性人格障害の気があります。なんとか社会生活はできているので、どちらかといえば回避性パーソナリティ、で踏みとどまっているのかもしれません。これが行き過ぎると障害とつくそうです。
スキゾイドパーソナリティー障害と回避性パーソナリティー障害の違い
回避性パーソナリティ障害
特徴
社会(他人)からの拒絶を恐れるがあまり、人に会ったり話すことを苦手とする症状です。批判や拒絶に敏感で気が滅入って社会との交流が難しくなります。傷つくことを過度に恐れます。実際に人と話す時には緊張感や不安がありドギマギしてうまくコミュニケーションがとれないという症状です。
ただこの症状は日本文化とも関連性が高く、日本人の控え目で奥ゆかしい性格から派生しやすいものだそうで、奇異なものではないということです。こじらせてしまうと引きこもりに発展するようです。
原因
もともと内向性の強い性格に生まれ、自意識過剰といったヒポコンデリー気質を持つ人に社会的な原因が加わって発生するようです。例えば親に期待をかけられてきたのにそれに応えられなかったという不発が積み重なっていくとこうなる傾向にあるそうです。
スキゾイド・パーソナリティ障害
特徴
基本的に一人ぼっちで社会・他人に関心をよせず、非社交的。強い内向的性格をもつため読書や自然への興味、宇宙や星などの世界に心を奪われるようなことがあるようです。感情の起伏が小さく喜怒哀楽のテンションが人と合わないために情緒的な交流もままならず、周囲からも親しみを覚えられず近寄りがたい存在になり、結果浮いた存在になります(中には周囲に無理に合わせて社交的に振る舞える人もいるみたいですね)。プレ統合失調症といいますか、その前期的な人格で、社会的責任が求められるような立場に身を置かれると統合失調症を発病することがあるそうです。
原因
過去に人に裏切られてショックを受けたり、否定・拒絶された経験から回復できずにこじらせてしまうことが要因の一つとしてあるそうです。
両者の違い
決定的な違い、それは他者に対する興味があるか?ないか?です。
回避性パーソナリティー障害は、本当は他人と関わりたくて社会参加への欲求もあるのに緊張や不安でそれができない、一方スキゾイドはそもそもその関心すらない、という点で大きな違いがあります。
う~ん、ワタシの場合はこの中間ですね。社会的でありたいと思いながらもどこかそれをファッション的に考えていて、社交的技術は身につけて人と仲良くなれたらいいと思いますけど、そもそもこの人と無私無欲で仲良くなりたい、という人がいません。どこか打算的で、気まずいのを回避するために仲良くしたいという印象です。