INFP型・HSPのブログ

MBTi診断INFP型でHSP、40代家庭持ち営業マンの日記

毎日娘を怒鳴り散らす妻、不憫な娘

私には小学生の娘がいますが、この子を私の妻は毎日のように怒鳴り散らします。

宿題しろ、風呂入れ、などは当たり前にわめき散らし、外からうちのアパートを見れば恐らくマンガみたいに跳ねるように家が歪んでいるのではないかという有様です。風神雷神が集まって酒盛してるんではないかと、近所の人を震撼させるような怒鳴り散らし様です。

しかし、それは100歩譲ってよくある家庭の一こまとしましょう。

ただ私が子を不憫に思うのは、朝です。 娘は朝が弱くなかなか思うように起きれません。慢性鼻炎があるので深い眠りにつけないからだと思います。

そんな中、ようやく布団から這い出すと、トイレにいきやっとの思いでテーブルにつくのですが、ここからが地獄なのです。

(もともとあまり食欲のない子どもであり、なおかつ食べるのも遅い娘。 そのため、私の妻が理想とする食卓に並ぶ食事量を毎日、四苦八苦しながら食べています。 私の妻がいくら押しつけがましい性格だからといって決して多いメニューというわけではありません。実際に食べない子なのです。体型は細いのでやはり人と比べて食欲が少々弱いのでしょう。)

まず、ボーッとしているものですから、ここで一発目の雷が落ちます。

「時間ないだろ!早くしなさい!」 と定番の文句です。

ビクッとした娘は、急いで一口目を小さく頬張るのですが、 「まず水から飲みなさい!何度言えば分かるの!」 と、神経質な妻をまた高ぶらせます。

涙ながらにごめんなさいと謝りながらも、食が進まない娘。ここからがさらに追い込みが掛かります。まるで会社は倒産して返す当てもないのに執拗に返済を迫るヤミ金に絡まれたかのごとく、私の妻の毒牙にかかるのです。 「そんなだから友達にも相手されないのよ!」 「みーんなあなたのこと陰で悪口言ってるわ」 「こんなにできない子、見たことがない」 「何度言っても分からないのね、もう学校も行かなくていい、週末も一人で家で留守番してなさい!」 「泣く暇があるなら食べなさい!」

この間、娘は嗚咽を漏らし、拷問を受けているかのような、否、あれは拷問でしょう、そんな始まりで1日を迎えるのです。

見ていて忍びなく、以前は私も子を慰め妻をなだめていました。しかし、そうすることで妻の逆鱗にふれ、

「じゃあアンタが何もかも全部やりなさい!」

と、絶対王制の君主の持つ威厳を遺憾なく発揮し、われわれの人権を蹂躙していくのでした。(妻の言い分としては、食事量が少なすぎて健康に影響があるレベルだから意地でも食べさせるとのことです。しかし、あの感情剥き出しの怒りでそれを強硬するのはどうかと思うのです。)

そのため私はすっかり意気消沈し、いまや不憫な子どもを脇に、妻と結婚させられたこと(私は結婚を躊躇っていた)を悔やむのでした。

でもなんとかして子どもだけは助けてあげないと。なんとか。