出世する人(リーダーになる人)の条件→パワハラができる、愚痴・不満が多い
こんにちは、コミュ障なあなたには出世することに興味がないかもしれませんが、人生の参考までに。
巷では出世する人の条件に、
自分の意見がある、素直である、すぐ行動できる、ハキハキ喋るとか、
まあなんといいますか、誠実で勤勉な人格と行動力(そのモチベーション)、に要約されるのです。
それ当たり前やろみたいなことが当然のごとく列挙されるのです。
が、
実社会で組織の中に所属すると、そんなキレイごとだけで出世はできないということが分かります。
出世していく人にはある本質的な資質が必要なのです。
それは世間で言われている聖人君子のような人格ではなく、もっとガツガツと食い荒らす肉食獣のような猛々しさ、捕食者たる力強さが必要なのです。人間界の中でも食物連鎖があるものと捕らえ、ひたすら下位の階層を脅かし、なんなら上位の階層に対しても時折そのキバを剥く力強さが内にないと出世できません。リーダーにはなれません。
では、その資質があなたに備わっているかどうか。
簡単なチェック方法2つご紹介します。
1.パワハラができる
これはズバリ、ハラスメントつまり人に対して嫌がらせができる性格かどうかということです。 パワハラというのはいわば目下の者に対して度を越えた高圧的な態度で押さえつけることをいいます。 仮にその内容が指導という名目のもとであっても、行き過ぎたしつけはパワーハラスメントになるのです。
当然ですが、こんなのやっちゃいけません。 組織が下から潰れていきます。
しかし!
出世してリーダーになっていく人にはこれができる資質というか性格の強さが必要なのです。
パワハラできるけど、やらない
というスタンスが必要です。
パワハラなんてそんな度胸ありません
という人では、
「パワハラしていない」という結果は同じになりますが、本質的に違います。
前者では、組織をピリリと引き締めて無言の圧力をかけて部下の尻を叩けますが、後者だと頼りなく組織がダラけてきます。 (マキャベリも君主論の中で、君主は愛されるより怖がられるようにならねばならないと説いています。)
ただそれ以前にの場合は、まず出世できません。
なぜか?
そもそも会社組織などでは、そんな頼りない人にはとても危なっかしくてリーダーやマネージャーの仕事を任せられないからです。
逆ギレできる人はパワハラできる
自分にパワハラできる素質があるかどうかのチェック方法としては、逆キレできるかどうかでしょう。
つまりは、人に怒られたときの自分の心理的反応を見れば分かります。
これには2種類あって、
萎縮する人、逆キレする人です。
萎縮する人
怒られた時に、「ああ怖い、ガクブルガクブル」と恐怖心を感じる人はパワハラできません。 気が優しいというより気が弱いのです。 ちなみにこのタイプが怒られまくって限界を超えたときの反応は、泣くもしくはその場から逃げるという行動にでます。
逆ギレする人
怒られた時に、「(ア”ア”-ん?ゴルァぁ!)」という怒りの感情を持つ人はパワハラできるタイプです。 気が強いのです。 よく、怒られたときにはそれを発奮材料としてガンバレ!というようなことが巷ではいわれますが、ナニクソと思って頑張れるタイプはまさに、人に叱られてたときにチクショーと怒りの感情が出てくるこのタイプです。 ちなみにこのタイプが怒られまくって限界を超えたときの反応は、相手に逆ギレしてやり返すという行動にでます。
2.不満や愚痴が多い
出世する人は愚痴を言わないー。
よく言われることですが、そんなのあり得ません。 出世する人は影でメチャクチャ愚痴っています。 なんなら周囲を扇動するくらいの勢いで愚痴れる人こそ優秀です。 ※ただしその愚痴を言っていることが上層部にばれるような脇の甘い人はダメ。
ちなみに、グチというのは不満がその源泉にあります。
言い換えると会社などの組織に対して、不満を持つ人こそ出世の条件です。
なぜか?
それは、不満を持つということは、理想を持っている人であり、その理想と現実のギャップに苛立ちを覚えるからです。
つまりは、理想を打ち立てられる、自分の意見があるからグチになるのです。
また、会社などの組織においては絶えず改善を加え進化していなねば時代に取り残され淘汰される運命になりますが、この改善を加えるエネルギーというのはこの愚痴や不満がそのもとになるのです。
聖人君子で「私は十分満足に働かせてもらっている、不満などありません」なんていう人は、この競争激しい現代において、言い換えると現状維持でいい人と思われて出世できません。
以上、今回は出世する人に関する考察記事でした。
もちろん、こういうパワハラできて愚痴が多いだけでは出世できません。飽くまでこういう性質を備えた人が前向きに仕事に取り組んだ結果、出世して組織を引っ張っていくリーダーになるということです。
ただ、あらためてこうやって見てみると、いかに人見知りなコミュ障が出世できないかが分かるかと思います。大丈夫、でもそういう存在も組織にはまた必要なのです。 全員がリーダーである必要はないのですから。