1日3分の瞑想、海馬増加で認知機能が高まる。食べる瞑想(お握りに30分)も。
こんにちは、今回は瞑想の話です。なんといってもストレス社会ですから、人付き合いが苦手な方のみならず、誰もが緊張や不安を抱えて暮らしている現代の世の中、その鬱積した負の産物を体外に放出しないと、ノイローゼになったり、鬱になったりしかねません。
ということで、手軽にできる心のメンテナンス、それが瞑想です。
瞑想は科学的にも証明された
瞑想というものは、仏教の創始者ブッダが開発したリラックス法ですが、実はこれは宗教的な意味合いを超えて誰がやっても同じようにすっきりするということで広まってきたそうです。
そしてこの瞑想がストレスにいいことは前々から知られていることですが(だから長年受け継がれてきた)、ここ最近では科学的にもその効果が証明されたそうで、アメリカでは、マインドフルネスというやり方として、座禅をもとにした瞑想療法も確立されているとか。また、これらの応用(瞑想のポイントは脳波のシータ派を出すもので、これを出すための手法を用いる)で、自閉症の改善にも役立てられているそうです。
実に、1日3分を8週間続けるだけで、脳の記憶中枢であり認知機能の要である「海馬」が五%も増加し、その他、脳幹や小脳といった重要部位の神経細胞も増えるとされているそうです。
その結果、
認知症やストレス、物忘れ、社会不安などの症状を改善することができ、イキイキと若々しい状態で日々暮らせるようになるそうです。
瞑想の効用のメカニズム
瞑想することで脳の海馬を休ませることで機能的に回復するというものだそうです。 人間というのは、1日に187000(18万7千ですよ!)項目のことについて考えているそうですが、これが脳の海馬を疲弊させて、負荷をかけ続けている状態になっているそうです。 そこで、瞑想し呼吸に意識を向けることで、いわば雑念が取り払われやすくなり(呼吸のことしか考えない状態にする)、その負荷から解放され、パフォーマンスアップに繋がるという理屈です。
瞑想のやり方
では、番組内で説明されていたやり方です。
座ってやる瞑想
1日3分を目安に。ポイントは以下の通りです。
- 背筋を伸ばす(ただしリラックス)
- 舌は口腔内の上あごにつける
- 目は閉じるか薄目
- 手はやりやすいように(座禅みたいにしてもいいし、ただ膝に置くだけでもよい)
- 鼻から呼吸(呼吸に意識をおく、実況中継するように)
食べる瞑想
また、食べる瞑想というのも解説されていました。 コンビニで買えるような普通サイズのオニギリを30分かけて食べるだけでいいそうです。 まず外観をじっくりみて、ゆっくりかんで飲み込んだら次にまた一口、という具合にして30分かけるのです。 すると瞑想と同じような効果が得られるそうです。 お試しあれ。