頑張って自転車屋さんで値切ってみた
こ、こんにちは。さてワタシ、自転車買いました。ロードバイク?いやそんな恥ずかしいものは買いません(ロードバイクが恥ずかしいのではなくてキャラにそぐわずそういうのに乗るのが恥ずかしいということです)、普通の軽快自転車です。ちょっと買物に行く時に欲しかったのです。
そこで、自転車屋さんに行きました。
ワタシの限りなくゼロに近い小遣いの中ではいいのは買えませんので、15000円を予算に探しました。つーか高ぇ!自転車高ぇぇぇ!学生時代は親に買ってもらっていただけに社会人になってこんなに高いものなんだと改めて認識しました。
まぁ自転車って何年も持つし、あるとないとではまるで移動スピードが違うので、それで15000円くらいでそこそこのが買えるなんてむしろ安いぐらいなんでしょうけどね、いや人類の英知素晴らしい、こんな素晴らしいものが1万円くらいで買えるなんてすごいことです。
で、店内へ。
確かに2017年現在では、安くても12000円くらいは最低も出さなくてはいけないようです。防犯登録も500円強制的にかかります。 結局なんだかんだで15000円程度では最下層ランクのやつしか買えませんが、まぁそれでも造りはしっかりしているからいいや、と。
でも、そんな中でも色とかデザインとか、できるだけ自分に合ったものを選びたいんですね。
と、ここで欲しいやつがありました。運命の出会い的にこれだと思う品に当たりました。
がそれは展示品限りしかなかったのです。
それが欲しい、でもよく見ると瑕疵だらけです。よく見れば傷、サビも少しついていてホコリも被っていたのです。
これを定価で堂々と売るなんて!と思った私は柄にもないのですが、もういいオッサンにもなったのだから自己鍛練も含めて、苦手な値切り交渉にトライしました。 勇気をふり絞って、「ここに傷がついてるんですけど、なんとか安くなりませんかね?」と指摘しました。
店員さんは「(文句あるなら買うな)」というような態度で「ウチは現金値引きできません、その分、少しオマケはつけますけど、でも1000円分くらいですが」とのことでした。
ワタシの中ではその自転車のキズやサビ(米粒の半分くらいの大きさ)がありながら1000円分のお得感ではどうかと思ったので(心理的には2000円のハンデがあると見積もっていました)、
ここで、はいそうですか、それでいいですと引き下がったらせっかくのチャレンジも無に帰するというか、初めから先方にクレームありきでの取引すなわちトラップにわざわざ引っかかったという鴨がネギ背負ってくる状態だと、
否、むしろ自分から喧嘩を吹っかけておいて負けるというトテツモナイ負け癖が今後つきそうで、
むしろそれならば初めから黙ってネギだけでなく鍋と器と松明を持って捕まるカモの方がまだ潔いではないかとさえ思ったのです。(黙って値引き交渉せず買うということ)
だからこれではトライした意味がない、頑張って食い下がろうとしたら、閉店のアナウンスが流れ、「どっちにしても今日は整備の時間もないので売れません」とのことでした。 少しずつ、強くなっていこう。
そう思いました。