自己紹介が苦手、アドリブとか出来ない、難しい
今日会社で人の電話応対を聞いていたのですが、いやいや皆、ホントにうまい。改めて誰もかれも会社に勤めるような人は応対がうまい!と思いました。なんというか言葉の選び方、機転の効かせ方、聞き取れなかった時の聞き直し方とかもう同じ日本人とは思えません。 ああ、多分あの手の人種はそんなことワケもなくやっているのでしょうね、羨ましいことです。
それに比べ私ってやつは、的確な言葉選びもできれなければ、聞き返すときも緊張してそのまま流してしまい妙な空気になってしまえば、はたまた聞き返しても「えっ?あのあの何ですって!!?」って吃(ども)りながら聞いてしまい、何を慌てているのかという、そんな感じなんですね。
そう、コミュ障な私はなんか絶えず焦っているのです。
不意の自己紹介がとても苦手です。 あ、ちなみに大勢の前で、「では自己紹介をお願いします」と言われて緊張するのはコミュ障特有ではないのでそこは間違えないように。 あの手の挨拶は誰でも緊張します。 緊張しない人は場数を踏んでいる人、もしくは事前に自己紹介の内容をきっちり考えて自信をつけている人くらいのものです。
そういう〝用意された場面”というのはコミュ障でも努力次第で何とかなるわけです。
しかし、
無茶ぶりといいますか、突然何か喋らなくてはならなくなった時や、前述の電話のように相手の顔が見えずただ言葉だけでアドリブで対応するようなのがキツイんですよね。
ワタシはコミュ障でオドオドな自分を自覚している分、実はそういう用意された場面は比較的上手くやってのけるのですが、突然自己紹介などの事態になるともうメッキがはがれます。
今日も新しい人と挨拶する機会があって、ワタシの方が立場が上にも関わらず挙動不審なやりとりをしてしまいました。
「あのはじめまして!斎藤といいます!本日からよろしくお願いします!」
とか挨拶されたのですが、私は焦ってしまい、その「あの、、はじめまして」の下りからフライングして
「ああ、、あのあの田中です。。」 と相手に被せてしまうとかあるのですね。
それでお互いグダグダっっとした気まずいムードが流れるわけです。 で、そのままやりすごすという。
何のことはないのに。。
ただ、相手が言い終わるまで黙って待っていればいいだけのことなのに。。
結局どこか気を遣いすぎる部分があるのですよ。 わざわざ相手に話させてしまって悪い、、と思う気持ちがはやって相手が言い終わる前に被せて話し始めてしまう。もしくは沈黙からの喋り出しのタイミングが相手と被ったときにどうしていいか分からないドギマギ感になるというやつですね。
ただこの解決策はひとつ。
慣れてください。 これはひとえに経験不足が生むものです。 会話のテンポはたくさんの人と話せば話すほどバリエーションを持てるようになってくるものです。 どうしても自分のタイミングと合わないタイプの人もいますが、場数次第でなんとかできるようになるものです。
あと一番大事なことですが、クヨクヨ考えず、その自己紹介の失敗を引きずらないことです。第一印象が大事といいますが、自己紹介の前に既に人は自分に対する第一印象はすでに抱き切っており、自己紹介の内容など大したことではありません。 多少グダグダしてもそれも個性、むしろスムーズに終わらせるよりは印象的で記憶にも残るというもの、とプラスに考えたいですね。