INFP人生記

著者:MBTI診断INFP-T/男/家庭持ち/1980年生/吃音/HSP/営業職

父親から受け継ぐコミュ障の遺伝子とその克服

こんにちは、INFP-Tの田中です。(※この記事でいうコミュ障とは、静かで無口なタイプの人と定義します)

父親がコミュ障である場合、その影響を受け継ぐ可能性が高いと感じています。私もその一人です。喋れるようになりたいと思う気持ち、わいわいと楽しい時間を過ごしたいという本能的な欲求は、誰もが持っているものです。しかし、コミュ障という状態になると、どうしてもその思いが壁にぶつかります。

私にとって、コミュ障とは人見知りや内気な性格が原因で、賑やかな場に馴染めず、思ったことを自由に表現できない状態を指します。周りの反応を常に気にしてしまい、発言を躊躇う自分がいるのです。その結果、心の中で緊張感が高まり、時にはプチパニックになってしまうこともあります。「本当に自分は存在しているのか?」とさえ思う瞬間があるのです。

このような症状は、遺伝によるものだと私は強く感じています。特に私の家系には、父親や祖父がコミュ障であるという特徴があり、それが私にも影響を及ぼしているのだと思います。親族を見回しても、コミュ障でない親から生まれた子供は、比較的社交的な性格を持っています。つまり、男親のコミュ障遺伝子は息子に受け継がれるということです。

このことを考えると、映画『そして父になる』が頭に浮かびます。この作品では、絆と血の関係がテーマとして描かれており、子供の取り違えが発覚した後、育てている子と実の子のどちらを選ぶのかという葛藤が描かれています。作中の「血は争えない、例え教育によって導こうとしても」という言葉は、まさに遺伝の力を象徴しているように思います。どれだけ努力しても、遺伝子の影響は避けられないのです。

私は、父親がコミュ障であることを見て、同じようにはなりたくないと心に決め、必死に明るく振る舞おうとしてきました。しかし、気づけば私の中に父親の静かな影が潜んでいることに気づく瞬間が訪れました。年齢を重ねるごとに、言葉が思い浮かばず、冗談にも的確な返しができなくなる自分に戸惑いを覚えます。

この現象は、単なる偶然ではなく、遺伝という自然の摂理の一部なのだと感じます。父親のコミュ障な姿勢を無意識のうちに受け継いでしまっているのです。時には、私も父親と同じような無口な佇まいをしてしまい、努力しても流れに逆らうことができないと感じることもあります。

心理学的にも、親から子へと受け継がれる性格や行動様式があることが証明されています。特に、HSP(Highly Sensitive Person)という特性を持つ私は、周囲の刺激に敏感で、コミュニケーションに対しても過剰に反応してしまう傾向があります。このため、他者との関わりを持つことが一層難しくなっているのかもしれません。

それでも、私はこの状況から抜け出したいと心から願っています。自分のコミュニケーション能力を向上させるために、少しずつ努力を重ねていくつもりです。具体的には、小さな会話から始めること、(少しだけ無理して)自分らしさを大切にしながら、少しずつ他人との接触を増やすよう心がけています。父親の影響を感じつつも、私自身の道を切り開いていきたいと考えています。

もし、あなたも私のようにコミュニケーションに悩んでいるのであれば、一緒にこの課題に取り組んでいきましょう。遺伝の影響を受け止めつつ、私たち自身の人生を歩んでいくことは可能です。これからも、私の体験を通じて、少しでも参考になることをお伝えしていければと思います。せっかく先祖や親が命を繋いでくれたのですから、私たちもその思いや力を信じて前に進んでいきましょう。