こんにちは、INFP-Tの田中です。最近、吃音が再発したと感じることが増えています。特に、一人で独り言を言う時ですら「あ、あ、あれはですね……」と、同じ言葉を繰り返してしまうのです。この症状は、子どもの頃に経験した吃音と似ているようで、少し違います。
子どもの頃、私は「お、お、お母さん」と言葉が詰まることがよくありました。その頃はまだ幼いこともあり、周囲も大らかに見てくれていたようです。しかし、大人になり社会で働くようになると、この吃音がまた姿を現すとは思ってもみませんでした。
吃音の再発とその背景
吃音が再発したのは、30代半ばに差し掛かった頃でした。仕事でプレゼンや営業の場面が増え、相手の反応を気にしすぎる自分に気付いたのです。「今、このタイミングで話して大丈夫だろうか?」「相手はどう感じるだろう?」そんな考えが頭をよぎり、最初の一言を発するのが途端に難しくなるのです。
実は吃音は単なる「話し方」の問題ではなく、心理的なプレッシャーや脳の反応とも関係があります。言葉が口から飛び出す瞬間、私の脳はまるでリズムを狂わせたメトロノームのように、タイミングを外してしまうのです。
独り言での吃音、その理由とは
一人でいる時も吃音が出ることがあります。これには驚きました。私は誰かに話しているわけではないのに、言葉が詰まるのです。考えた末に辿り着いた結論は、「心の中で誰かに話しかけている」ということでした。想像上の誰かに遠慮し、話すタイミングを図ろうとしているのではないか、と。
吃音を克服するためにできること
この吃音とどう向き合えば良いのか。私が見つけた対策の一つは「間」を意識することです。一気に言葉を放とうとせず、呼吸を整え、一拍置いてから話し始める。これは簡単そうでいて、意外と難しいスキルです。しかし、意識的に取り組むことで、話すペースを落とし、吃音を和らげる効果がありました。
また、心理的な余裕を持つために、意識的に「気にしない」を実践するよう心掛けています。相手がどう反応するかを考えすぎると、それが自分の吃音を悪化させてしまうからです。時には、意図的に自分を笑い飛ばすくらいの厚顔さを持つことも必要だと感じています。
ちなみに、中国の偉大な思想家 韓非子も重い吃音を抱えていたと言われていますが、歴史に名を遺す偉業を残しています。励みになると思います。
韓非は、生まれつき重度の吃音であり、…
まとめ:吃音は自分との付き合い方を見直すチャンス
吃音は時に自信を失わせる厄介なものです。しかし、私はこの症状を通して、自分自身と向き合う時間を持つようになりました。今でも吃音に悩むことはありますが、それを完全に克服するのではなく、「付き合い方」を模索している最中です。
読者の皆さんも、もし吃音や言葉に関する悩みを抱えているなら、一つひとつの言葉を丁寧に紡ぐことを意識してみてください。それだけで、話すことへの不安が少し軽くなるかもしれません。