INFP型・HSPのブログ

MBTi診断INFP型でHSP、40代家庭持ち営業マンの日記

自己啓発本をよく読む、でも小説や漫画の方が役に立つことが分かった

読書家、というほどのことはないのですけど、ノウハウ系の本が好きで、中学生のころから、読書といえば、「脳内革命」とか「マーフィーの法則」とかそういう本を読んでいました。また社会人になってからも、デールカーネギーの名著「人を動かす」とか「道は開ける」とかそういう本にずっぽりハマって読んでいた時期があります。

本屋とかに行っても、つい自己啓発本コーナーに先に行ってみてしまうのです。雑誌コーナーも嫌いではないのですが、漫画も含めてなんかそういうのが俗な気がして、・・・もっとも、高尚な人間でもなんでもないくせに、自己向上のためなのかそういうスキルアップ系の本を読んでしまうのです。

いや、違うな。

そうじゃなくて、たぶん深層心理としては、理想主義であるがために夢を見ていたいのです。自分がスゴイ人間になって周囲から認められたいというのがあって、

自己啓発本にはそういう夢を見させてくれるタイトリングがなされているものばかりですから、読んだだけで理想のなりたい自分を手に入れられたような気がして、結果的には大して得られないのですが、何度も繰り返して期待してしまうから、だと思います。

やはり、実践。 私には実践するための行動力が足りていなくて、それが積み重ならなかった主要因だと思います。 自分の殻に閉じこもって頭の中であれこれと思案するだけでやった気になってしまっていた、そういうことです。

自己啓発本をやめて小説や漫画を読むようになった

結果、余暇がすこし充実しました。 小説はミステリ系、漫画は歴史もので人気のキングダムや、近年では流行った鬼滅の刃、また彼岸島も、そして胸糞系のグロいものを好んで読んでいます。

自己啓発本で幻想的に得られていた万能感はありませんが、 漫画を読んでいる間は人生の嫌なことから解放されて没頭できる。

この方がよっぽど自分の人生に彩りを与えてくれているではないか、そう思ったのです。

これまでの人生では、そういう俗なエンターテインメントは害悪だと自分を戒め、漫画を読めば頭が悪くなる、それぐらいに敬遠していました。架空の物語からは何も得るものはない、一瞬の娯楽だと。 でも、改めて大人になって漫画や小説などの架空の世界に触れてみて思うことは、面白い、ということです。とてもシンプルな答え。 でも、この面白い、ということが大きな価値であることに気が付いたのです。面白さや楽しさというのは、社会に出ても必要とされるスキルです。サラリーマン生活を送っているといかに遊び心が仕事力に影響するかしみじみと感じられます。それを得るためにはやはりエンターテインメントに触れること、だから漫画や小説が役に立つ、そう気づいたのです。

自己啓発本が悪い、とはいいませんが、 本当に読むべき自己啓発本は、ネットで調べて出てくる数冊でいいのではないかと思います。