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MBTi診断INFP型でHSP、40代家庭持ち営業マンの日記

【心の利き手】利き手を変えるように心を変える

こ、こんにちは、INFP型の管理人です。最近、MBTI診断の文献を読んでいてこれはなるほどなと思ったことがあります。

MBTI性格診断では性格の軸を4タイプにわけて、例えば外向的or内向的、直感or経験など相反するような指標を据えてそのどちらに偏りがあるか、によって分類されます。4つの軸において対極する指標があるので、つまり2の4乗=16通りの性格に人間は分けられるというものです。

そしてこの性格診断の面白いところは、「心の利き手」というような表現を用いているところです。つまり、型にはめきらないのです。 内向的なところもあるけど外向的な部分もある、というのを枠にはめず、どっちの状況が生きやすく感じるかということですね。つまり、利き手があるように、右手を使うか左手を使うかというような感じです。

右利きの人は当然ながら左手を使って箸を使うことは難しく感じると思います。でも拙いながらも使えないことはないですし、練習すれば右手に負けないくらいの器用さをまとうことができます。でも、やっぱり右手に持ち替えるとこっちにしっくりとくる、そういう感覚です。

ちなみに、右利きの人が左手で箸を下手ながらも扱えるのは一度脳で使い方を記憶をしているので、それを転用できるそうです。でも神経回路が未熟なので逆手のほうではうまくいかないということです。

 

この理論を性格に置き換えると、性格を変えるというか、鍛えるようにしてできるようになるというのは可能ではないでしょうか。

もし性格を心の利き手の組み合わせ、ととらえると、それは一つ一つの利き手をトレーニングによって両利きのようにできるのではないかということです。

ある程度の年齢になれば、右利きの人が左利きになることはできません。ただし、両利きになることは可能だと思います。逆に言えば利かなかった方をトレーニングすることで、それまで使っていた片方の手が利かなくなるのではなくて、両方が利くことになるのです。

 

これを心に置き換えると、極端な例でいうと、内向的なひとが外向的になることも可能だということです。もちろん、外向さを鍛えても、両利きになるので内向さも利く、つまりは場面によって使い分けが利くようになる、、、

でもこれって場面に応じた振る舞いを幅広くできるようになるということですから、社会性向上になるということです。

ということで、心を両利きにしてバランスのとれた人間になる、これを目指すのです。やはり利き性格は存在しますから放っておくと楽な方に流れて、内向的な人は内向的な方に引かれてしまいますので、絶えず逆の方も使わないといけません。

こうするとなんだかより平均的な無個性な人間になりそうですが、ご心配なく。人間の顔の平均を合成するとイケメンや美女になると言われるように、きっと、性格もまた、平均的であるほど魅力的になるんだと思います。

 

では、どうやって反対の性格を鍛えるのかというと、これは大変難しいですが、やはりそうなりたいという目標を持つことなのでしょう。目標は大事です。目標を持つことに賛否両論意見はありますが、やっぱりまずはこうなりたいというビジョンがないと行動は変わらないと思うのです。