INFP人生記

著者:MBTI診断INFP-T/男/家庭持ち/1980年生/吃音/HSP/営業職

N(直観)からS(経験)へ。未来の不安を乗り越える方法:INFP-Tが語る『今を生きる力』

こんにちは、INFP-Tの田中です。将来のことを考えると、胸がざわつき、不安で押しつぶされそうになることがあります。私もそのひとりです。家庭を持ちながら営業職として働き、吃音とHSPという特性を抱えて生きていると、未来に思いを巡らせるたびに「どうなってしまうんだろう」と不安が募ります。

しかし、そんな私だからこそ、このブログで伝えたいことがあります。それは、「今を生きることの大切さ」です。

将来への不安をどう受け止めるか

私たちは誰しも、未来に対する期待や不安を抱えています。「明日はもっと良くなる」と信じられる日もあれば、「この先どうなるのか分からない」と絶望的な気持ちになる日もあります。でも、一つ確かなのは、「まだ来ない未来を心配すること」が自分の心を消耗させてしまうということです。

例えば、デール・カーネギーの名著『道は開ける』には、「今日一日で区切って生きる」ことの大切さが説かれています。未来に怯えるのではなく、目の前の今日に集中する。それが、ストレスを減らし、幸福を感じるコツなのです。

性格的な傾向と未来への向き合い方

MBTI性格診断では、私たちの思考の癖がわかります。特に、N(直感)とS(感覚)の特性は、将来への意識に大きな影響を与えます。Nタイプは未来志向で、「この先どうなるか」を考えがち。一方で、Sタイプは現実志向で、目の前のことに集中します。

私はNよりの性格ですが、営業職として働くうちに「今を生きる」S的な視点を身につけざるを得ませんでした。目の前の目標を達成することに集中し、不安が頭をよぎるたびにそれをやり過ごす練習を重ねてきたのです。

NからSへ:心を鍛える方法

NからSへ、つまり「未来思考」から「現実志向」への移行は簡単ではありません。それはまるで心の筋トレのようです。私の場合、次のような方法で訓練しました:

  1. 日々のタスクに集中する:
    朝起きたら「今日やること」を明確にし、ひとつひとつを終わらせることに全力を注ぎました。
  2. 瞑想や深呼吸を取り入れる:
    呼吸を意識することで、今この瞬間に集中する癖をつける練習をしました。
  3. ポジティブな振り返りをする:
    夜には、「今日できたこと」を振り返る時間を持ち、未来の心配よりも今日の充実感に意識を向けました。

今を生きる力を育てる

未来への不安は、誰にでもあります。でも、それに飲み込まれる必要はありません。私たちは「今」を生きる力を鍛えることで、不安を和らげることができます。それは決して派手なことではなく、日々の小さな積み重ねです。

これからも、私自身の経験をこのブログで綴り、同じように悩む皆さんと一緒に「今を生きる力」を育てていきたいと思います。

読んでいただきありがとうございました。また次回もよろしくお願いします。