INFP人生記

著者:MBTI診断INFP-T/男/家庭持ち/1980年生/吃音/HSP/営業職

将来が不安で動けないときに考えたい、心を軽くする方法

こんにちは、INFP-Tの田中です。「将来のことを考えると気が重い」――そんな経験はありませんか?

私自身、未来を想像するとき、ついネガティブな方向に考えてしまいがちです。まだ起きていない出来事に頭を悩ませ、「ああ、またあの行事があるのか」と気持ちが沈んでしまうことも少なくありません。今日は、そんな「将来の不安」とどう向き合うか、そしてどう乗り越えるかをお話ししたいと思います。


将来への憂いが心を蝕む理由

INFP型やISFP型の性格の特徴として、私たちは物事を深く考え、感受性が強い傾向があります。この性質が時にプラスに働くこともありますが、一方で「必要以上に未来を心配してしまう」という弱点にもつながります。

たとえば、年に一度の苦手な行事――親戚の集まりや職場のイベントなど。普通なら、「終わったら忘れる」ものかもしれません。しかし、私たちの頭の中ではこうしたイベントが年中巡り巡っていて、気が休まる暇がありません。

行事が終われば一瞬ホッとするものの、「また来年もある」と次の不安が湧いてくる。この繰り返しが心のエネルギーを消耗させ、日常生活にも影響を与えてしまうのです。


心のメモリを解放するためにできること

将来への不安を完全に消し去ることは難しいかもしれません。しかし、心の負担を軽減する方法はいくつかあります。ここでは、私が実践している方法をいくつかご紹介します。

1. 「今に集中する」習慣を作る

将来の不安は、まだ起きていないことを想像することで生まれます。そのため、意識的に「今に集中する」ことが重要です。

  • 具体例: 食事中は食べ物の味に集中する、散歩中は風や景色を感じるなど、日常の小さなことに意識を向ける練習をしてみてください。

2. 自分のペースでできる目標を設定する

不安の多くは「自分にはできないかもしれない」というプレッシャーから来ています。そこで、等身大の自分が無理なく達成できる目標を設定し、小さな成功体験を積み重ねることが効果的です。

  • 具体例: 苦手な行事について、全てを完璧にこなそうとするのではなく、「当日は一人でもいいから会話を楽しむ」など小さな目標を立ててみましょう。

3. 心を軽くする「逃げ場」を作る

未来を心配するあまり、心が休まる時間がなくなってしまうと、余計にストレスを感じます。そこで、意識的に自分だけの「逃げ場」を作ることが重要です。

  • 具体例: 趣味や好きなことに没頭する時間を持つ、本を読む、音楽を聴くなど、自分がリラックスできる方法を見つけてみてください。

自分に合った環境を見つける大切さ

私たちが将来を過剰に心配してしまう理由の一つは、「自分に合わない環境」に身を置いているからかもしれません。たとえば、自分の性格に合わない職場や人間関係の中で無理をしていると、ストレスが蓄積し、不安が増幅されてしまいます。

自分が心地よく過ごせる環境を見つけることは、簡単ではありません。しかし、それを探す努力は大切です。そして、見栄や憧れではなく、等身大の自分を受け入れることから始めてみましょう。

  • 例え: 自分が「サバ」なのに「高級な観賞用の熱帯魚」を目指して苦しむより、自分らしい道を探すことで、より自然に生きることができるのです。

まとめ: 将来を憂う気持ちと向き合いながら生きる

将来を心配することは、私たちが未来を真剣に考えている証拠でもあります。しかし、その不安に押しつぶされてしまわないように、「今」に集中し、自分に合った環境を探しながら少しずつ前に進んでいくことが大切です。

私もまだ道半ばですが、こうしてブログを書きながら、自分自身を探す旅を続けています。もしこの記事を読んでいるあなたが、同じような不安や悩みを抱えているなら、一緒に自分らしい道を探していきませんか?

「簡単じゃない」からこそ、そこに意味があるのかもしれません。