シャンプーしたか忘れる
こ、こんにちは、INFPな管理人です。空想に囚われて呆然自失になっている時間が長いです。年齢とともに長くなっている気がして参っています。ぐへ。(この記事はシャンプーをしたか忘れる現象の記事ですが前置きが長いです。でもそれはある種の性格に起因するものとしてアプローチする解説ですので、ご了承ください。心してお付き合いください)
で、この性格(INFPについて初耳という方は当ブログのこの記事をどうぞ。ワタシはISFPにもなりますがだいたいはINFP型です)はといいますと、コミュ障チックなわけですが、ただいつも「やべぇ何を話そうか、、」と焦ってドギマギしているわけではなくて、集団の中にあっては、「あ、もう自分は必要ないな、貝になろう、空気になろう」というわけで漫然と省エネモードが発動し、ボーっと何か思索に耽る哲人になります。一対一の時は全力で頭をフル回転させて、沈黙の間を埋めるために、まだ言葉(成虫)にならない思い(サナギ)を出すような感じでブザマです。やっと受け答えた言葉が意味不明どころかそれまでの空気の流れを複雑にするような変なテンポを作るのです。
で、空想モードとは、こうなることです。
・・・、
われ思うゆえにわれあり、、
人間は考える葦である、、
そういえば足をこの間ドアにぶつけたんだよな、痛いけどいつの間にか治ってたな、ああ、そういえば電車で見かけたあの人も足を引きづりながら歩いていて痛そうだった、痛そう、ああ、そういえば、あの課題まだやってなかったな、、ああ、心が痛い、ああ、、ああ、、
とか段々と自分の世界に入っていくのです。
とは言っても人といるときはどちらかというと意味のある他人の会話が耳に入ってくるわけですから、そこはすぐに現実に引き戻されるのです。
そう、人といるときは。
でも、一人でいるときはダメですね、空想に耽り始めるとその間にやっていた記憶が抜けます。こうなると、もう急に少し未来にタイムスリップしたかのごとくその時間に自分が何をやっていたかわからなくなります。
代表例は、シャンプーをしている時です。風呂場というのは、トイレと同様に究極のプライベート空間であり、さらにいうとシャンプーをしているというのは、目をつぶるという点を鑑みますと、もうこれは最上のおひとりタイムです。
寝る以外に目をつぶっている時間というのはだいたいの人間にとってこのシャンプーをしているときだと思います。
そして、このシャンプーというのは、ある程度年齢を重ねるとルーチン化するので、頭を使わなくてもつまりは考えなくてもオートでできるようになります。メモリをそれほど必要としない作業なのです。いや、でもこれは語弊があるかもしれません。
このINFPというような性格型にとってはあまり身だしなみに重きを置かない、というかそれほど気を使わないということがないでしょうか。例えば、ちょっと気を緩めたら昼ご飯に食べた卵料理の黄身がちょっとホッペについていたとか、髪にホコリが付きっぱなしになっていたとかいうことがないでしょうか。それは身だしなみよりも思索に耽る時間に自分の思考メモリを使っているからだと思うのです。
つまりはですね、
このシャンプーも、もう二の次どころか五の次くらいの感じで処理してしまい、今までに習得したシャンプーのルーチンスキルでそれを無意識にやってのけ、その間、日中起きたことや普段からの悩み事に自分の脳メモリを使用しているのではないかと思うのです。
そのため、脳がそのエピソード記憶をすっぽり抜かしてしまう。というより本能レベルで、
「このシャンプーの記憶は必要ない」
としてしまっているのではないでしょうか。洗い流すときは目もつぶったままですのでなおさらに記憶としては忘れやすいのだと思います。
結果、体を洗い終わったあとに、
「あれ?頭を洗ったっけか??」
と自分を疑い、どうしてこんなことも覚えていないのだろう、もしかすると若年性認知症・若年性アルツハイマーになったのではないかと自己嫌悪と絶望感に見舞われるのですが、でも違うんだな、、
もう一回頭を洗う時に思い出すのです。「あ、さっきシャンプーしたわ」と。
もちろん、思い出せない場合もあります。その場合はシャンプーしてなかったのでしょうけれども。 まぁ私の場合は、やったかやってないか最後まで思い出せないほどのときもありますが。
これは認知症とか健忘症とかアルツハイマーとか言われることもありますが、でもワタシの場合はこういう現象はもうしばらく前からあり、悩み事とか考えることがあまりないときはしっかりシャンプーしたことは覚えています。つまり脳の記憶障害ということではないのです。
要は注意力なのです。
でも、やっぱりこういうシャンプーをしたか忘れる現象は放っておいてはいけません。自信喪失につながります。やはり頭のどこかで「自分大丈夫なのかな??」と不安視してしまいます。
だからお風呂の間はせめて、この考え癖をやめましょう。しっかり体を洗い流すことに専念しましょう。