INFP型・HSPのブログ

MBTi診断INFP型でHSP、40代家庭持ち営業マンの日記

仕事を選ぶ基準

さてINFP型の適職といえば、人に奉仕する医療福祉だとか、アートな仕事が向いているという指摘があります。 しかし、INFPと診断される私は実はそういったことを自分の仕事にしようと思ったことは一度もありません。まず医療だ福祉だとか他人を助ける余裕は自分にはなくて、自分が壊れないように取り繕うことが精いっぱいの私にとっては到底やりたいと思う仕事ではなかったのです。そもそもの話、それを選択肢に入れたことがありませんでした。 またアートな仕事もまたそうです。世の中には自分より美的センスに優れた人がいっぱいいて、到底自分はその水準に達することはできないし、憧れることはあっても、自分にはできないと考えていました。例えばデザイナー、といわれてもまず自分にそういうセンスが問われる部類の能力はないと、本能的に考えていて見向きもしませんでした。 若い頃(10代~20代前半)は、自分は器用だしなんでもできる、なにをやっても食っていけると考えていました。勉強もできて何をやっても人よりは努力もできる分、中の上であるという自負があったからです。

でも、そういうのも全て若気の至りでした。基本的に何にも向いていないという自覚を次第に持つようになったのです。自信喪失、否、身の丈を知るようになったのです。 ついこの間、私が中退した学校の同級生に10年ぶりに再会する機会がありました。彼をはじめ他の同級生も名だたる会社に入ったりはたまた起業して立派に切り盛りしているやつばかりだと知り、改めて自分が”最下位”であるという認識を持つにいたりました。そうか、私は周囲を軽蔑するかのようにして去っていったのだけれども、それはただ単に自身の社会性のなさが招いた結果だったんだと改めて思い直したのです。 私はおそらく、無意識的に自分をかばうというか、言い訳をする性癖を持ってこれまで生きてきて、やはりそうであるがゆえにシクジリを重ね、今まさに熟成された後悔の念とともに生きているんだと思うに至りました。

話がそれました。 今回は、仕事を選ぶ基準についての話です。

前述の通りの私のレビューを含め、今私自身が選ぶ仕事の基準です。

楽である。

これは大事な要素です。我がままなのではなくて、そもそもメンタルが弱いので過酷な仕事は向いていないのです。できるだけ頭も体も使わずに済む簡単な仕事でいて時間が早く流れる仕事がいいです。センスを問われる仕事はダメです。何をやっても突出しているものがないのでコツコツやって大成できるものがいいでしょう。

給料が高い

給料が高いほうがいいです。何かに使う欲があるわけではありませんが、家族を養うためには稼ぎすぎるぐらいの金額が必要です。とはいっても年収500万くらいで私にとっては十分な高収入だと考えています。

人間関係の煩いがない。

これはとても大事なことです。まず第一に淡泊な職場がいいです。仮に関わるとしても穏やかでいて偉そうな人がいないところがいいです。細かく自己主張の激しい、それでいて礼儀をわきまえない荒い人のいる世界は心がかき乱れて悶え死にそうになります。

社会的評価が低くない

遠慮気味に書いてますが、要は社会的評価が高い仕事がいいです。人に仕事何やってるの?と聞かれた時に「すご~い」と言ってもらえるような仕事がいいです。

 

以上、こんな仕事を選ぶ基準について挙げました。はい、40近いオジサンでありながら、こんなにも理想を追い求め地に足のついていない妄想をするのは、INFPゆえんでしょうか(笑) いや、それは同じINFPの方に失礼ですね。私は見事にしくじってしまったパターンです。

過去に戻ってやり直したいというよりも、むしろ別の人間、もっと能力の備わった人間として人生を満喫したいという思いがあります。

でも仕方ないことです。今こうして自分が生まれている状況は、少なからず何かしらの因果関係によるもの。まずはつらくてもこれを全うせねば、次へのステップにもいきようがないのでありましょう。できることなら現世御利益として今世での成功を祈りたいところではあるのですが。