忙しいのが嫌、まったりと穏やかに過ごしたい
世の中にはたえずやることがあって忙しいのが好きな方がいます。少なくとも休日には何か用事を作っておかないと暇だなと感じる方が一般的ではないでしょうか。
仕事でも遊びでもやることがたくさんあって、しかも同時並行でそれらをこなすくらいのレベルでの忙しさに充実感を覚えるのが、程度の差こそあれ、どうやら世間的であるようです。
しかし、私ときたらそれがまったく当てはまらないようです。
あれもこれもとやることが多いと、実際にそれが目の前に起きていなくても、すでに心がいっぱいいっぱいとなり、ずっしりと重い鉛を血管に流し込んだような気分になるのです。
INFP型は未来を見ている、と言われますがまさに私の場合は先々のことを見て「あれもこれもやらないといけない」とタスクを自身で背負ってしまうということもあるのかもしれません。ですから例えば、月曜にプレッシャーのかかる仕事があるとすると、土日休日も気が休まらずそのことばかりを考えては忙しくなるというようなこともあります。また単純にあれこれと行事が重なり多忙になるということもあります。
そして、実際にその忙しい最中に突入するとなると、アタフタと疲れ果て、終わったあともそれほどの達成感のようなものもそれほどに感じずクタクタになるという、そんな状態です。
簡単にいうと、忙しいのは嫌で絶えずまったりとしていたい、そんな気持ちです。
何もやることがない、予定の入っていない休日ーー、
それほど甘美な響きを持つ幸福はないであろうと思っています。穏やかで胸からすーっと荷が下りるような安らかなイメージです。
思えば若い頃はあまりそういう気にはならなかったような記憶もありますが、家庭を築き子どもをもうけて世間の喧騒に身をやつしてしまったのかもしれません。