INFP型・HSPのブログ

MBTi診断INFP型でHSP、40代家庭持ち営業マンの日記

そのコミュ障は発達障害が原因かも

こ、こんにちは。コミュ障研究家の安倍です。 気がつけば周囲に友達がいなくなり孤独(もっともそれほど寂しいわけではないけど)になっているというコミュ障の方は多いことでしょう。

でも、まあ友達はいなくても別に生活に支障があるわけではないのでそれはそれで1つの個性や生き方というものとして捉えることができます。もしコミュ障とうことで国から潤沢な保障があるならばきっと世の中のコミュ障はそこそこ充実した生活を送ると思います。

 

しかし、当然ですがコミュ力の高低だけではなかなか障害認定されません。

 

つまり、コミュ障は実社会に出てリア充とまではいかなくても普通の対人スキルを持った人たちと対等に生きていかねばならないわけです。

ということは、コミュ障の一番の問題は、やっぱり「就職できるか?」ということが問題なのです。

今日ネットニュースを見ているとこんなネタがありました。

引用:就職できぬ、実は発達障害? 世田谷区、専門家が連携|朝日新聞デジタル (前略) ■対話力低く、引きこもり10年 (中略)男性は専門学校を卒業した01年から引きこもりの状況だった。学習能力には問題はなかったが、初対面の人とのコミュニケーション能力が低く、突発的な出来事への対応が苦手だったことなどから、就職活動はうまくいかなかった。 周囲が男性の発達障害に気づいたのは卒業から10年以上たった12年。正式に診断を受け、障害者手帳を得たのは昨年のことだ。 発達障害が学校や社会で認識されていないことが原因とされる。過度な物事へのこだわり、対人交渉や状況判断能力の欠如など、障害の内容や程度は幅広い。「変な人だな、程度の認識で見過ごされている」(世田谷区障害者地域生活課)という。  

コミュ障はただのコミュ障(人見知りがひどい)だけではなく、れっきとした発達障害かもしれないということです。

つまり病的とまでは自覚できていない、本来は一つの障害でもあるのにそれがそうであると認知できない、されない、これこそが一番の苦しみだと思うのです。

だから、どんなに頑張ってもいよいよどうしようもない場合はそういう可能性を疑ってしかるべき医療機関に出向く勇気も必要かもしれません。

 

コミュ障、苦しいですよね。 この苦しさは当事者にしかわかりません。 当り前のことが当たり前のようにできない苦しみはとてもつもない重圧であり苦悶なのです。

だからこそ、社会は一刻も早くコミュ障に対し、ただの甘えだとか根性ナシだとか見下した目で扱うのではなくて、ひとつの機能障害として認めるようなインフラ整備を急がなくてはならないと思います。