自己啓発書ばかり読んで勉強している時点ですでに自分の頭で考えていない
こ、こんにちは。世界の国でどこにも居場所がいないのは自分だけじゃないかと孤独な管理人です。定年するまであと30年くらいありますけど、運命やいかに。マラソンでいうと10キロ時点でもうすでに歩いているようなもんです。
さて、そんなワタシでも、この長い人生を少しでもエネルギッシュに乗り切っていこうと頑張っていることがあります。
それは、本を読むことです。
なんでも、一流のビジネスパーソンは読書を習慣づけていて、世の中には、どうやら出世しまくる人は読書家であることが必要条件であることのような認識もいまや、意識高い系の人たちの間では主流の意見でございますから、
ワタシもそれに習ってもう5年以上も図書館通いして本を読み漁っているわけです。(ちなみにいまや35歳を超えるオッサン!)
その中でもワタシは、底辺ビジネスマンのくせに、意識だけは高くありたいと、やたら堅い本やスキルアップ系の自己啓発書に目を通してきたわけです。
それ系の本ってアレですね。
そう、なんか読んだだけで、気分が高揚して、まるで自分がデキる人間になったような気分になれるんです。ある種のドラッグ。
どうしてドラッグと表現したかといいますと、そう、まやかしに過ぎないのに気分だけが高揚して万能感みたいなものを得られるからです。
ではどうしてワタシはこんな偏屈な考えにいたったのでありましょうか?
それは嫁に言われた一言です。
「前から言いたかったけど言うとアンタがまた凹むから」
とさももったいをつけられ、じらされた結果、ワタシは居ても立っても居られなくなり、
「凹まされてもいいからそれは何か言ってほしい」と訴えた結果、
「こんな本(自己啓発書)ばかり読んで勉強している時点ですでに自分の頭で考えていない」
という内容でした。
衝撃的、、、否、うすうす分かっていました。
そうかワタシは逃げ場として、自分ができない理由を本に求め、その言い訳というか慰めになる拠り所を探していたにすぎなかったと認識したのです。
しかも、底辺高校でろくに勉強もしてこなかった嫁に。(※注:もっとも嫁は学校の勉強こそできませんが、仕事とかはできるたちでだいたいどこに行ってもすぐ出世するタイプです)
言われてみれば、
こういう自己啓発書系の本を読んでいる人、確かに一見優秀なんですけど、
というのも、理論が巧みで口達者な人が多いんですよね、 しかし!!
なるほど言われてみれば、
口は立つけど行動しないというような人が多いように思います(本人はやった気になっている)。もちろん振り返ってみればワタシもです泣、もっともワタシの場合は、口さえもたたず、ただ意識だけが変に肥えてしまっているようなところがあります。時折えらそうなこと言うなという読者さんからの指摘がありますが、そういうことだと思います。
そうだ、考えよう。
自分の頭で考える習慣を身に着けたいと思います。
ああ、でもそれにしても残酷だ、少なくとも自己啓発書にしたって、よかれと思ってこっちは努力しているつもりなのにそれが否定されるなんて、という気分ではあります。