INFP型・HSPのブログ

MBTi診断INFP型でHSP、40代家庭持ち営業マンの日記

帰りたいのに帰れない

帰りたいのに帰れない、なんてひと昔前に流行ったサラリーマンを象徴する言葉ですがいやあ、まだまだこの世にはそういう世界があるものですね、in the その世界、の私。

労働基準局が入れば一発アウトな環境で働いています。

出勤簿見られたら一発アウト。残業代も出ないのでそりゃもうフルサービス。でもこういう過酷な現場にいると正しい判断が付かなくなるのかなんなのか分かりませんが、所定労働時間内に処理できない自分が悪いと思うようになります。

そう考えると処理速度の速い人間だったらテキパキと仕事を片付けることができ、早くあがれる訳でしょうから、そもそもタスクを与えられている場合の、キャパオーバーの基準って何だ、という気にもなります。

つまり、これとあれはやりなさいよと仕事を与えられる、それを遂行するにあたってもの標準作業時間を正確に測るのは難しく、そういうのが得意な上司に指示されれば、その上司からするとどうして私の部下たちはこんな簡単な仕事に時間を無駄に費やしダラダラやってるんだ?と不満を募らせるでしょうし、逆の場合は、あれ?私の部下たちは処理速度が速く有能だな、じゃあもっとやらせようと無理な仕事を押し付けて結局ブラックな仕事量を押し付ける職場へと化して行く訳です。

ああ、いずれにしても勤勉な日本人たる素質ゆえにそうやって社畜はうまれ、サラリーマンたちは現代の奴隷と化し、自らの疲れも感じられないほどに疲れ果て、最後は働きすぎの自覚もないまま例えば過労死を迎えたりするのでしょう、おそろしや。

帰りたいのに帰れない、そんなサラリーマンはかくしてつくられるのでしょう。

 

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あれから3年、少しずつ事態は改善されつつあります。あまりにも労働環境が悪いためです。それでもいまだ、労働環境の観念の低いマネジメント層にやられて日々、苦悩です。しかしもう、あと少しすれば改善する兆しが見えてきました。