ラーメン屋(飲食店・外食)で注文が忘れられて(通っていなくて)、店を出て行った話
こ、こんにちは、コミュ障やっていますか? コミュ障だとなかなか飲食店にもドキドキしながら入っていることと思いますがちゃんとご飯食べれていますでしょうか。
今回は、昼ご飯を食べにラーメン屋に入った時の話です。ちょっと愚痴になりますがお付き合いください。
その店は過去に割と行っていたラーメン屋さんで、味がよく、それでいて接客もよく、調理も素早い、というワタシのとって大好きな店でした。
過去によく行っていた、なぜ最近行っていなかったのかというと、ここのところ中年太りが始まってデブになってきており、またコレステロールも医者から気を付けるように言われていたこともあって、ラーメン屋さん自体を避けていたんですね。
というわけですが久しぶりだからいいか、とワクワクしながらその店に入ったわけです。
もう昼のピークも終えて、お客さんもまばらな店内、
しかし、店員が、こちらに気が付かないのです。
お、とうとう俺のコミュ障による存在感の薄さっぷりは自分の体すらも透明になるくらいの境地に至ったか、と思うほどでした。
というより、この店は前述のとおりかつては接客もよく、入店するかしないかくらいの、5センチくらいドアを開けた段階ですでに「いらっしゃいませー!」とほどよい元気加減で迎えてくれる非常にクオリティの高い店だったのです。 そんな店ならいくらコミュ障で存在感の薄いワタシにも本来は気が付くはずなのです。 この時点で少し違和感を感じてはいたのです。
でもまぁいい店だしな、と甘んじて受け入れて、
で、必死で目配せしてやっと店員に気づいてもらいました。 でもここで、
「一名さまっすかぁぁ?」となんとけだるそうな愛想のないお迎え。
なんか変わったな、と思いながらも、そんな日もあるさと着席、そして注文、
店員「ご注文は後ほどでよろしいですか?」
ワタシ「いや、ラーメンランチセットで」 ←呼び鈴がない店なのでその場で決めたい
で、
待つこと10分、この調理の早い店にしては遅いな、しかもお客さんそんなにいないのにな、、とすごく違和感を感じていたのです。 でも色んな事情はあるし仕方ない待とうとしていた矢先、
ワタシより5分後に入ってきた客が、ワタシより先に配膳、しかもよりにもよってワタシが頼んだものと同じ料理です。 これはもう完全にオーダー忘れられてる、と悟ったんですね。
普通ならここで、
「ちょっと店員さん、ここのオーダー通ってますか!!? もうだいぶ待ってるんですけど!」
と突っ込むのが大人でしょう。 これは模範回答です。
いちいち「どうしてあっちの客の方が後なのにこっちより先に届くんですか!」とするのはマナー違反です、そのお客さんには罪はないからです。
だから、合理的な判断として、まず店側が抜けていることが間違い場合はそれをスマートに指摘する、これぞ社会的な大人です。
という道理は置いときまして、ワタシという名のコミュ障がとった行動は、
レジまで行き、一番近くにいる店員さん、というより入店の時はこっちを気にも留めなかった癖に出ていくときはギラリとにらむように見ていたのも気に入らないのですが、
「そこのカウンターに座っていた者ですけど、できないようなので、もう結構です。」
と言って退店しました。
どうでしょうか、この情けなさ。精一杯の竹槍でつつくような抵抗、地味さ。
言ったはいいものの、ワタシが言い放った店員さんはワタシの注文を取った人ではないので本来、分からないはずであろうに、ワタシは不満をぶつけてしまったのです。 しかも、およそ先方からすると事実確認をする余地も与えないままですから、当然リアクションは、「あああ、やややや、はひぃ」とコミュ障のような受け答えにもなるのです。
模範解答は、
「しばらく待っているのですが、あとどれくらいかかるでしょうか?」
これだけでよく、店員がごまかそうとしてきた時に
「ワタシより後に来た人が同じものをワタシより先に配られてましたよ」
とすればいいのです。 これ自体は悪いことではありません、難癖ではなくて、それは事実を指摘しただけですから。
でもコミュ障だから、そのやりとりをする勇気がなくて、精一杯の抵抗として、逃げるという行為を働くのです。
いや、本当は何度も来ていたのですから、すでに今までと違って配膳が遅いとは気付いていたのに、それをワタシは受け身で待っていたのです。
本当は空いている時間帯ならこの店なら5〜7分で出せる、でも心のどこかで店員に気付いて欲しい甘えた自分がいたのです。
なんという幼稚な心でしょう。
たまたまワタシは急いでいたので15分待って、しかも抜かされているという確信を持ったからこそ、そういう退店行為に出られたものの、もしワタシに時間の余裕があったならば、ワタシは意地悪く、営業時間ぎりぎりまで粘っていた可能性すらあります。 それも、カウンターに突っ伏して寝ながら店員さんにかまってもらえるまで態度で示していたかもしれません。
なんという腐った心。
これがコミュ障なのです。
人間とは本来間違うものですから、ん?おかしいぞと思ったらすぐに指摘してそれを正す、そしてそういう時には向こうもそれなりの詫びを持って接してくれるものです。
ワタシの場合だと、きちんと指摘すればややもすれば無料にしていてくれたかもしれません。ところがワタシは捨て台詞で退店ですから、そういうサービスの可能性すら捨ててしまったということになるのです。
かくしてワタシはコミュ障認定なのです。
大人になれないのです。 文句のひとつも言えないのは、ハッキリいって、、ああこれ以上は言うまい。。