アスペルガー的コミュ障は運動オンチ(スポーツ苦手)かどうかもチェック(診断)目安
アパートとかで自分が外出するとき偶然にも隣、もしくは同じフロアの玄関の戸が開きそうになると猛スピードで外出しようと早歩きになりますよね。同じ建物の住人に見つかると何か気まずいから。。 私はひどい時は一度家の中に引き返し、玄関の覘き窓から覘きつつ、その人がいなくなるまで待機します。
ああコミュ障、、 …っていいたい所ですけど、多分これって誰でも多少は気まずく感じるものと思いますから取り立ててコミュ障特有のものじゃないでしょうね。
さて本日ご紹介したい内容は、コミュ障と運動オンチについてです。
スポーツは体力以前にコミュニケーション力、だからコミュ障にはツラい
コミュ障ってどうしても他人と接触することが必須であるスポーツというものからは一線置く傾向にあるものでしょう。特に団体系のスポーツともなると敵も味方もひっくるめて、全員敵です。 野球とかサッカーとかそういうスポーツというのは傍目にみると寡黙にズンズンやっている感じですが、あれって逆です、むしろガンガン喋りまくって何なら敵味方関係なく野次り倒すという、いわばコミュ障の対極にあるようなコミュニケーションスキルを要するものなのです。 とにかく上手い下手、それ以前にコミュニケーションするために声を発することがまず基本的なこととして求められるくらいですからね。 観戦していると聞こえないだけなのです。
ワタシは個人スポーツは本格的にやったことがないのですが、これもまた敵に対して気を遣うコミュ障にはきついでしょう。そもそもスポーツはサディスティックな世界でトコトン敵をいじめ倒すことが第一義のスタイルなのですから。 なのである意味、個人でやるスポーツは余計にコミュ力以前のリア充的なオラオラwwwな精神が求められるかもしれません。
と、そんな背景もありで、とにかくコミュ障の人間はスポーツにはなかなか親しみが持てるチャンスがないのです。
そう、コミュ障って運動オンチが多いと言われますがそもそもスポーツできる基礎精神がまずないからなのです。体力以前にその環境になじめない。 ワタシの場合はよくも悪くも、田舎の小中学校で育ち、部活に強制加入させられる制度でしたので否が応でもスポーツをしてきたわけで幸いにも運動音痴にはならずに済みましたが、これがもし強制加入でなければワタシは間違いなく帰宅部だったと思います。
アスペルガー的なコミュ障は特に運動音痴の傾向がある
そして特筆すべきがもう一つ。 アスペルガーという精神発達障害をご存じでしょうか? アスペルガーというのはコミュ障やっている人ならご存知の方も多いと思いますが、
アスペルガー症候群(アスペルガーしょうこうぐん、Asperger Syndrome, AS)は、知的障害を伴わないものの、興味・コミュニケーションについて特異性が認められる広汎性発達障害の一種である[1]。自閉症スペクトラムに分類されている。近年、「成人の発達障害」が注目を浴びる中、特にアスペルガー症候群には衆目が集まるようになった。パーソナリティ障害とも強い関連性があると指摘される[2]。 興味の面では、特定の分野については驚異的なまでの集中力と知識を持ち、「空気を読む」行為が苦手、細かい部分に拘る(全体最適より部分最適に拘る)といった特徴を持つ。「電話をかけながらメモが取れない」「券売機で切符が買えない」など一般人が出来る普通の行為が出来ない障害を持つこともある。日本語ではしばしばアスペルガー, アスペとも略して呼ばれる[3]。
引用:ウィキペディア
こういう、いわば空気が読めない変人タイプに見られるコミュ障といえるものです。 世の中には空気が読めすぎて結果喋る機会を逸してコミュ障になるパターンと、空気が読めずひたすら自分中心の話題を振って結果周囲から疎外されコミュ障になるパターンがありますが、まさに後者の方です。
とにかくアスペルガーというのは、人の表情から感情などをくみ取ることができずうまくコミュニケーションがとれない手強いコミュ障です。でもこれって実際自分がどうなのは精神病院にいかないと分からないみたいですけどね。 しかも天才的な才能も併せ持つというのがまた何とも複雑なコミュ障です。
と、アスペルガー論は語りだすと長くなりますのでこの辺にしておきまして、
このアスペルガーを持っていますとどうやら、脳機能的に運動オンチとなる傾向にあるようです。
厳密にはルールを理解しつつその範囲内で運動することができない、という感じだそうですね。 ただの運動オンチどころかとにかく頭でルールがうまくなじめずどう動いていいか分からないというパニック的症状になるようなのです。 サッカーに例えますと「なぜ手を使ってはいけないのか?」となってしまい、その結果ボールをそれらしく足で扱うことができないというイメージでしょうか。 また他者の動きを見つつ総合的に的確な判断をする、という作業が苦手で、結果としてスポーツが務まらない、こうなるそうです。
コミュ障のアナタだからこそこの記事を熱心に読んでいるのだと思いますが、ここまで読んだということは運動オンチにも心当たりがあるということですよね?
もし上記のような症状に自覚があるなら一度精神病院でお医者さんに見てもらうのも一つのコミュ障対策になるかと思います。 もしアスペルガーと診断されたら、もうアナタは開き直って、アスペルガーとしてそのためにどうやって生きていけば自分がツラい思いをしなくてすむのか、そのアドバイスをもらいながら生きていくしかないのです。
でもそれはそれで一つの人生の答え。
知らずに一生を過ごすよりもその障害に気づいて暮らす方がよっぽど幸せだと思います。